〈2020.6.30追記〉〈2020.8.3再追記〉
皆様こんにちは!
かんてい局春日井店です!
本日は接客時に良く聞かれる『ロレックスの型番』についてご紹介をさせて頂きます!
この記事を読んで頂くことで、
・ロレックスの型番が覚えやすくなる
・ロレックスを見ただけで型番がわかるようになる
ように書かせていただきました!
もちろんすぐには難しいと思いますが、実物と本記事を照らし合わせて頂ければ
より良いと思います!
例えば下記の写真はデイトジャストというモデルです。
一言でデイトジャストといっても種類が豊富にあり、それぞれ型番が違います。
なのでこの画像の型番を読みながら考えてみてください!
最後に答えを載せます!
ロレックスの型番の見方・覚え方
①型番について
ロレックスの型番には統一性があることをご存じでしたか?
「16610」のサブマリーナーや「116500」のデイトナなど、規則性を元に番号が決められています。
そのため、見ただけで型番がわかったり、型番を聞くだけでどんな時計なのかがわかるようになっています。
型番を覚えることがロレックス通への第一歩!
②型番の意味・法則
現行のモデルは型番が6桁になっています。旧モデルは5桁になっています。
例)デイトナ:16520→116520→116500
まず区切り方としては
・最初の3桁or4桁→モデルの種類
・次の1桁→ベゼルの種類
・最後の1桁→ケース・ブレスの種類
となります。
最新のデイトナだと「1165」「0」「0」といったようになります。
また型番の後にアルファベットが入るものもあります。これは装飾の素材を表しています。
それでは1つずつご紹介致します。
③モデルの種類
まずはモデルの種類です。
最初の桁になります。
ここを見ることでおおまかなモデル名をまずは把握できるようになります。
14 エアキング
114 ノンデイト
15 デイト
16 デイトジャスト
116
17 クォーツ
18 デイデイト
118
19
142 エクスプローラーⅠ
1142
2142
165 エクスプローラーⅡ
2165
165 デイトナ
1165
166 サブマリーナー・シードゥエラー・ヨットマスター
1166
2166 ヨットマスターⅡ
167 GMTマスター
1167 GMTマスターⅡ
1164 ミルガウス
67 ノンデイト(ボーイズ)
77
177
76 ノンデイト(レディース)
176
68 デイトジャスト(ボーイズ)
78
178
69 デイトジャスト(レディース)
79
179
1686 ヨットマスター(ボーイズ)
1696 ヨットマスター(レディース)
まずはこれを覚えることで、どんなモデルなのかわかるようになりますので、こちらを覚えてしまいましょう!
④ベゼルの形状
次にベゼルの形状です。
ベゼルとは文字盤の周りのことを言います。
型番だと最後から2桁目になります。
それでは見ていきましょう。
0 ポリッシュベゼル、他
ノーマルなデザイン。加工等無く、つるつるしています。
1 ファインリーエンジンターンドベゼル、他
全体的につや消し加工がされており、5分刻みに鏡面加工されたデザイン
2 エンジンターンドベゼル、タキベゼル、他
1分刻みで鏡面仕上げされたデザイン。デイトナのみに使われるタキメーターのついたデザイン。
3 フルーテッドベゼル、他
山形にカットされており、凹凸のあるデザイン。
4 手彫りベゼル、他
ウッド加工されたデザイン
5 ピラミッドベゼル、他
三角錐が刻まれたデザイン
6 回転ベゼル、他
ダイバーズウッチに見られる逆回転防止のついたベゼル
最近では他の時間帯を知るために両回転出来るものもあります。
ただしスポーツモデルには例外も多いので、モデルと合わせて覚えると良いです。
⑤ケース・ブレスの種類(末尾)
最後にケース・ブレスの種類についてです。
よく金無垢の~や、コンビの~など聞くと思います。
それらも数字で対応されています。
型番だと最後の桁になります。
0 ステンレススチール
1 ピンクゴールドとステンレススチールのコンビ
2 プラチナとステンレススチールのコンビ
3 イエローゴールドとステンレススチールのコンビ
4 ホワイトゴールドとステンレススチールのコンビ
5 ピンクゴールド
6 プラチナ
7 -
8 イエローゴールド
9 ホワイトゴールド
⑥装飾の種類
装飾がある場合、型番の最後に追加で英語が入ります。
これは種類が多すぎてよくわからないことになってしまうと思いますので、よく見かける2種類をお伝えします。
G→ダイヤインデックス
NG→シェル文字盤+ダイヤインデックス
まずはこの2つは覚えちゃいましょう!
また装飾と言っていいかわかりませんが、
「色」も型番の後につくモデルもあります。
有名なのはサブマリーナーですね。
現行の型番だと
黒色→116610LN
緑色→116610LV
となっています。
なのでグリーンサブが欲しいときは
「サブのLVありますか」と伝えるとかっこいいかもしれません。(笑)
ちなみにLVとは「Lunette Verte」の略でフランス語で「緑色のベゼル」という意味です。
LVと聞くとルイ・ヴィトンと間違えられる方がいるかもしれませんが、
しっかり覚えましょう!
⑦簡単な方法(型番の場所)
ここまで型番の意味についてお伝えさせて頂きましたが、
実はこれらを覚えなくても型番が分かる方法があります。
それは12時側のブレスを外して見てください。型番が刻印されています!(装飾は除く)
手元に時計がある場合でしか使えない裏技ですが、確実に判明しますので、どうしてもわからないときは、ここを見てみましょう!
※6時側のブレスを外すとシリアルナンバーが刻印されています。
シリアルナンバーの見方はまた別の機会にご紹介させて頂きます。
⑧個人的な覚え方
ここまでいくつかお伝えさせて頂きましたが、正直覚えきれないと思います。
私も全てを覚えているわけではありません。
個人的な覚え方になりますが、まずはスポーツモデルのオーソドックスなモデルを覚えるようにしました。
サブマリーナ―なら「16610」、デイトナなら「16520」というように始めました。
ここから末尾の素材を変えていくだけなので、スポーツモデルは比較的覚えやすいかと思います。
現行になっても基本的には桁が増えるだけなので!
実際に接客でもトークネタとして必要なのではスポーツモデルの方が多いので、
優先的に覚えるようにしました。
ドレスモデルに関しては種類が多いので、実際に物を見ながらの方が覚えやすいかなと思います。
これは質屋の特権ですね。
一般の方であればインターネットなどで色々検索してみるといいと思います。
「デイトジャスト イエローゴールド」「デイトナ ダイヤ」
などです。
モデル名+素材や装飾で多くの写真を見る事が出来るので、そこから気になる物があれば
型番を見てみて覚えるというような感じになると思います。
弊社のブログや買取実績でも様々な種類のロレックスをご紹介させて頂いておりますので、
宜しければ、他の記事も一読頂けると嬉しいです。
当店のオンラインショップも見て頂く事で写真付きで覚えられると思いますので、
こちらも宜しければ見てみてください!
またかんてい局のYouTubeチャンネルでもロレックスの紹介をしています。
珍しい物や、新型旧型の比較など、多数紹介させて頂いております。
動画の分写真や文章より分かりやすいと思いますので、宜しければこちらも参考にしてください。
↓Youtubeチャンネルはこちら↓
最後に
本日はロレックスの型番についてご紹介させて頂きました。
トップ画像の答えですが、「16234/デイトジャスト」でした!
特に最後が「4」なのでホワイトゴールドとのコンビなのがわかり、
高級なモデルだということまでわかりますね!
ただロレックスが正式に発表しているものではありませんので、例外が多数出てきます。
なのでベースとして覚えながら、最終的には全てを1つの型番として覚えていくのが良いと思います。
もし良ければ店頭にあるロレックスで見比べてみてください!
お待ちしております!