こんにちは。
かんてい局茜部店です!
本日は、『ロレックスの5選び方!旧型スポーツモデル8選』についてご紹介させていただきます。
このブログでは、
・5桁スポーツモデルを探されている方
・モデルの特徴を知りたい方
・ロレックスの購入をお考えの方
に是非読んでいただきたいので最後までお付き合いください!
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リファレンスとは
初めにリファレンスについてご説明させていただきます。
5桁リファレンスとは何?・・・というのはモデルについている型式番号の桁の事を言います。
ロレックスの腕時計には主に『4桁』『5桁』『6桁』の型式番号がついています。
その桁数は製造された年式によって変わります。
4桁リファレンス
比較的古い年代の時計が4桁の型式番号となります。
1980年代以前の物で味のあるヴィンテージロレックスのことを指しています。
5桁リファレンス
1980年代から2000年代の物が多いです。
少ないですが中には2010年代前半の物もあります。
現行モデルから、おおよそ2世代前の物が5桁リファレンスにあたります。
2021年現在はこちらの5桁リファレンスの物は全て生産終了となっています。
先程のヴィンテージとまでではありませんが、少し年式が古めの時計というイメージになります。
6桁リファレンス
2000年代の中頃から徐々に5桁から6桁に型番変わり、2010年代の物や現行モデルは型式番号が6桁となっています。
5桁リファレンスのスポーツモデル
1990年代、2000年代に活躍した5桁型番のスポーツモデルについて紹介します!
実際、1980年代の5桁モデルもありますが1980年代の物になりますと、ヴィンテージの枠に入っていきますので、今回は中古市場でも数が多くあります、1990年代や2000年代のスポーツモデルに重点を置いて特徴や選び方をお伝えさせていただきます。
スポーツモデルについて
スポーツモデルについてですが、『探検家』『パイロット』『レーサー』『ダイバー』が様々な環境での使用を想定された堅牢性のあるタフでスポーティな印象を持つモデルを指しています。
1990年代や2000年代には
・エクスプローラーⅠ
・エクスプローラーⅡ
・GMTマスター
・GMTマスターⅡ
・サブマリーナー
・シードゥエラー
・ヨットマスター
・デイトナ
以上のように大きく分けるとこの8種類が当時『スポーツモデル』⇒『スポロレ』と呼ばれていました。
これらのモデルは短い物ですと約10年程度、長い物ですと約20年程度、活躍していました。
今は公式ですと『プロフェッショナルモデル』と言われています。
また現在エアキングもプロフェッショナルモデルとして活躍していますが、
当時のエアキングはオイスターパーペチュアルの派生型といった形でスポーツというよりもクラシックな印象だったので今回は外させていただきました。
上記の8種類のスポーツモデルに関してですが、中古市場でかなり人気が高く、生産終了になり時間が経過していますが、現在も多くの方が愛用しています。
また、5桁スポーツモデルはどのモデルもマイナーチェンジが結構多くあります。
製造期間が長く同じ型番であったとしても、それぞれ微妙な違いがありますので価格も微妙に変わってきます。
メーカー保証書などの『付属品の有無』等や中古品のため、状態により価格は大きく変わってきますので、購入前は時計の確認をしっかりされることをオススメします。
5桁リファレンスの人気の理由
➀価格面
古すぎず、最新でないためロレックスのスポーツモデルの中では、1番購入しやすい価格帯となっています。
ただし緩やかに価格が高くなっていますが4桁ヴィンテージや現行モデルと比べると比較的購入しやすい価格となっています。
②デザイン面
基本的にデザインが大きく変わってはいないため、古いというイメージもそこまで感じることもありません。
8種類のスポーツモデル特徴
① 『エクスプローラー』
型番:14270
ケース径:36mm
製造期間:1990年~2001年(今から20年ほど前に廃盤)
参考定価:約35万円
エクスプローラーは、エクスプローラーⅡがあるため『エクスプローラーⅠ』や『エクワン』といった愛称で呼ばれることが多いです。
このエクスプローラーⅠはケースサイズが36mmとなり、5桁リファレンスのスポーツモデルの中でも一番小ぶりなモデルになります。
このサイズ感が一番の特徴で『冒険家の時計』というコンセプトで登場しています。
その為黒文字盤に『3』『6』『9』のアラビア数字インデックスを付けて視認性をよくしています。
一見シンプルでフォーマルの印象があるエクスプローラーですが、
ロレックスのクラシックウォッチと違うのはスポーツモデル特有のベンツ針が使われている点と12時位置に三角の大きめのインデックスが配置されている点です。
針がクラシックウォッチより太めですが、デザインをシンプルにケース径は小さめですが力強さを感じるというところが、エクスプローラーⅠの良い所だと感じます。
程よくシンプルになりますので飽きることなく、長い間使うこともできるため、初めて高級腕時計を購入される方にもオススメしたいモデルになります。
特に腕周りが16cm未満の方には非常に良いと感じます。
反対に腕周りが18cm以上の方になりますと小さく感じることもあると思います。
『シンプル』『力強く』『使いやすい』ということで5桁スポーツモデルの中でも王道の立ち位置です。
②『エクスプローラーⅡ』
型番:16570
ケース径:40mm
製造期間:1988年~2011年(約20年間製造されていました)
参考定価:約56万円
エクスプローラーⅡはエクスプローラーⅠの進化系ということで『洞窟探検家の時計』というコンセプトで登場しています。
洞窟の暗いところで生活しても昼と夜が分かるように24時間表示がついたメタルベゼルと赤い24時間針がついています。
また文字盤も「白」と「黒」の2種類ありますのでお好みで選ぶことができます!
黒文字盤はベーシックの色になりますのでどのような服にも合わせやすいところが良い点となります。
白文字盤は「針」と「インデックスの縁」が黒いため、白と黒のコントラストが爽やかということで現在は白文字盤の方が人気となっています。
5桁の「16570」はケース径が40mmですが、現行モデルは42mmとなっています。
また24時間針はオレンジ色と少し大きくなっております。
このエクスプローラーⅡのデザインが好きだが、少し大きく感じられる方にはこの5桁の「16570」がオススメです!
24時間表記の付いたメタルベゼルから無骨感を感じますので王道過ぎずマイナー過ぎないのがエクスプローラーⅡの良さだと感じます。
③ ④『GMTマスター』、『GMTマスターⅡ』
この2つに関してですが、見ためが似ていますので同時にご紹介させていただきます。
『GMTマスター』
型番:16700
ケース径:40mm
製造時間:1988年~1999年
参考定価:約43万円
GMTマスターⅡがありますので、GMTマスターⅠと呼ばれています。
『GMTマスターⅡ』
型番:16710
ケース径:40mm
製造期間:1988年~2007年
参考定価:約57万円
この『GMTマスターⅠ』と『GMTマスターⅡ』は同じ1990年後に登場していますが『GMTマスターⅠ』に関してですが、1999年に先に廃盤になっており『GMTマスターⅡ』の方が2007年まで続いたということになりますので現行モデルも『GMTマスターⅠ』は無く『GMTマスターⅡ』だけが残っている形になります。
『GMTマスターⅠ』と『GMTマスターⅡ』。
ケース径は両方とも40mm、ペットネームの表記はGMTマスターとGMTマスターⅡで違いますがベゼルと文字盤の形状もほとんど一緒です。
何が違うのか?というところですが「機能面」が少し違いがあります。
GMTは元々2つ以上の国の時間帯を表すという機能です。
GMTマスターⅠは『2つの時間帯』が表せます。
GMTマスターⅡは『3つの時間帯』が表せます。
この機能面が違う、GMTマスターⅠとⅡですが、Ⅱの方が機能面としては3つの時間帯が
表せる為優れているとの事となり途中でⅠのみ無くなりⅡだけが残っています。
このGMTマスターⅠにしかない機能ですが竜頭を回して日付変更をすることが出来ます。
GMTマスターⅡは短針が単独で動きますので、短針を24時間動かし日付を変える仕様となっています。
日付変更に関してはちょっと手間と感じる部分がありますので、その点ではⅠの方が使い勝手は良いと感じます。
またGMTマスターの最大の特徴はこのベゼルのカラーです!
カラーの種類が3タイプあります。
『黒』『赤×青』『赤×黒』の3つです。
この3つの中での特徴としまして、
『赤×青⇒ペプシ』
『赤×黒⇒コーク』
愛称で呼ばれていることでも有名です。
こちらの『黒』と『赤×青』はGMTマスターⅠのカラーとなり
『赤×黒』はGMTマスターⅡのカラーとなっていました。
GMTマスターⅠが廃盤になったということで『黒』と『赤×青』がその後GMTマスターⅡに継承されました。
GMTマスターⅡは実際3色あるということになります。
GMTを購入するのであれば、他には無いツートンカラーをチョイスするのもオススメです!
この年式のこのベゼルインサートは交換することも可能となり、『赤×青』に飽きてしまったら『黒』に変えたり『赤×黒』に変えることができる為非常に良い部分だと思います。
※現行モデルはベゼルを交換する事は出来ません。
⑤『サブマリーナー』
型番:16610
ケース径:40mm
製造期間:1989年~2010年
参考定価:約58万円
サブマリーナーには色々なバリエーションがあり、「16610」は日付が付いた中で一番定番なモデルとなります。
ステンレス材質では他に
・日付無しのノンデイト「14060」
・ベゼルが緑色の通称グリーンサブ「16610LV」
と言われる物も存在しています。
その他に材質が違う物でコンビモデルや金無垢モデルも存在しています。
現行モデルに関しても、同様にバリエーションが多くありますが5桁モデルでも色も材質も非常に豊富なモデルです。
特徴に関しまして、ダイバーズウォッチとなりますので水中での時間経過がわかるように回転ベゼルがついています。
また300m防水という強い防水性も備わっています。
防水性を高めるため、他モデルと比べると裏蓋の膨らみも大きくなり3重構造のパッキンが使用されている『トリプロックリューズ』というやや大きめのリューズが使われています。
海深く潜る方は少ないと思いますが、それを実現できるこのデザインが良いと感じます。
また現行モデルは41mmですが、5桁モデルは40mmとなっています。
40mmのケースサイズとトリプロックリューズを組み合わせた絶妙なバランスの大きさが非常にカッコイイです。
スポーツモデルの中でも定番の立ち位置となり歴代での非常に人気の高いモデルです。
現行モデルも非常に人気です。
⑥シードゥエラー
型番:16600
ケース径:40mm
製造期間:1989年~2008年
参考定価:約61万
シードゥエラーに関しましては、サブマリーナーの進化系という事になり、デザインや見た目がサブマリーナーに非常によく似ています。
防水性が1220m 防水となりサブマリーナーの300mよりもかなり防水性があります。
ただしシードゥエラーには日付けのところに拡大鏡がついていません。
「サイクロップレンズ」と言われる拡大鏡ですが、それが無くちょっとスッキリした感じとなっています。
ケースの側面に「ヘリウムガスエスケープバルブ」とがついていますので、若干違うところがあります。
また防水性を高めるために、ケースの厚みがやや厚い部分が特徴となります。
他のモデルに関しては大体12mmぐらいが多いですが、シードゥエラーに関しては「14.5mm」と他のモデルよりも約2mm程厚い形になっていますので存在感があります。
ケース径は40mmとなります。
現行モデルのケース径ですが、43mmと比較しますと3mm大きくなっています。
シードゥエラーというモデルは好みですが、ちょっと現行モデルは大きいかなと思われている方には
「16600」は最高のリファレンスナンバーだと思います。
⑦ヨットマスター(ロレジウム)
型番:16622
ケース径:40mm
製造期間:1999年~2012年
参考定価:約97万円
ヨットマスターに関してですが、上記でご紹介しました『冒険家の時計』や『ダイバーズウォッチ』など
『極限の環境で使う』というよりヨットやクルーザー遊びを楽しむ『ハイクラスな富裕層向けのモデル』として登場しています。
ヨットマスターの材質はケースやブレスはステンレスとなりますが、ベゼルが「プラチナ素材」を使用され、「エンボス加工」が施されていますので高級感のあるモデルとなっています。
文字盤はシルバー色ですがプラチナが含まれており、他のモデルにはない独特な仕上がりになっているのが特徴的です。
また文字盤のシルバー色は現行モデルには有りませんので特別感も感じられます。
ヨットマスターはエクスプローラーⅠやサブマリーナーと違いメジャーな立ち位置ではありません。
定番とは少し離れた位置にあるモデルという事となり、所有している人は通な感じがあり、他の人とはかぶらず優雅な雰囲気を堪能したいという方にはぜひオススメの一本です。
⑧コスモグラフデイトナ
型番:16520
ケース径:40mm
製造期間:1988年~2000年
参考定価:約68万円
デイトナに関して、文字盤カラーも「白」と「黒」の2種類があり、ロレックスの中では唯一のクロノグラフモデルとなりますので「ストップウォッチ機能」がついています。
「16520」は自動巻きになりますが、こちらの「16520」が登場する前までは手巻き仕様のムーブメントとなっております。
リューズに関してもサブマリーナーと一緒のトリプロックリューズが使われていますのでタフでスポーティなデザインでまとまっています。
デイトナは現行モデルであっても旧型モデルであっても非常に高い人気を誇っていますモデルになります。
5桁時代のデイトナには特徴があり、中の機械(ムーブメント)がゼニス社の「エルプリメロ」を改良されたものが使われています。
ゼニスのエルプリメロと言いますと、自動巻きのクロノグラフムーブメントで結構有名な物になりますが、そちらを基にしましたムーブメント、「キャリバー4030」が使われています。
こちらの5桁リファレンスのデイトナですが、「ステンレス素材」のほかに「コンビモデル」や「金無垢モデル」も同様に「キャリバー4030」が使われています。
それ以前のモデルになりますと先程記載しましたように手巻きのムーブメントとなり、
それより後の6桁になりますと完全自社製のムーブメントとなります。
その為こちらの機械が使われているのはこの5桁のモデルだけとなりますので
特別感も感じられます。
以前は黒文字盤の方が圧倒的に人気がありましたが、現在は白文字盤も非常に人気があります!
まとめ
エクスプローラーⅠとサブマリーナーはどちらかと言いますと『定番』といった立ち位置でよりシンプルな物が良い方には「エクスプローラーⅠ」、力強さが欲しいという方には「サブマリーナー」をオススメします。
この2本は買っても絶対失敗はないと私は思います。
その定番モデルから少し外したいなという方ですと「エクスプローラーⅡ」と「GMTマスターⅠ、Ⅱ」がオススメです。
この2つに関してはベゼルに24時間表示があったり、24時間針があったり、ベゼルの色がカラフルであったりと個性がありますので愛着が湧きます。
王道よりもずらしたい方はこの2本がオススメです。
さらに人と被りたくないという方は「シードゥエラー」と「ヨットマスター」がオススメです。
ロレックス1本目でこの2機種を選ぶ方はどちらかという少数派だと思いますので、
この2本を装着しますと『通な感じ』を醸し出すことができます。
玄人感を出したい方には是非オススメです。
最後に特別な1本を持ちたい方はやはり「デイトナ」です!
最後に
いかがでしたか?
皆様はどの5桁モデルが良かったでしょうか?
どのスポーツモデルもそれぞれ良い所がありますので、悩んでしまうのも頷けます。
自分の好みで選ぶのも良し、流行りや人気で選ぶのも良いと私個人としては思います。
5桁スポーツモデルの購入をお考えの方は是非参考にして下さい。
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