皆さんこんにちは!!
かんてい局春日井店です(*’▽’)
今回はGRAND SEIKO【グランドセイコー】のモデルについて解説していきます!
グランドセイコーとは「SEIKO(セイコー)」の高級ラインで、実用時計の最高峰を常に追求し続けている、国産を代表する腕時計ブランドです。
「精度」「機能性」「耐久性」など、腕時計において欠かせない項目でどれもトップクラスで、多くの時計ファンから親しまれています。
今回紹介するのはグランドセイコーのヘリテージコレクションの白樺ダイヤル、2022年新作モデル「SLGA009」というモデルと、2021年前型モデル「SLGH005」について実機比較していきます!
こちらの記事では、
・グランドセイコーの白樺ダイヤルについて
・今期モデル(SLGA009)と前期モデルの実機比較
・それぞれのモデルの特徴まとめ
こちらの構成で解説していきます!!
グランドセイコーの白樺ダイヤルの購入を考えられている方は、是非この記事を参考にしてみて下さい!
YouTubeでも公開しておりますので、是非そちらもご覧ください!!
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グランドセイコーの白樺ダイヤルについて
グランドセイコーは、1960年代に44GSによって確立された同社のデザイン哲学である、「セイコースタイル」をベースに、その伝統を現代解釈したモデルを『ヘリテージコレクション』として展開しています。
そのブランド60周年を迎え、2020年に誕生した「Series 9」と呼ばれる新たなデザインを採用した時計が今回前型のモデルとして紹介する「SLGH005」です。
こちらはセイコー初となる「白樺ダイヤル」が採用されたモデルです。
白樺ダイヤルとは2021年に岩手県「グランドセイコースタジオ 雫石」の近くにある白樺林からインスピレーションを受けて開発された、木の模様のような斬新なデザインが特徴のダイヤルです。
この白樺は2021年度の『ジュネーブ時計グランプリ』にて『メンズウォッチ部門賞』を受賞するなど、登場してから、安定して人気が高い腕時計です!
そしてこの度2022年に新白樺として「SLGA009」が登場したのです。
新作モデルの「SLGA009」と、2021年に登場した前型の「SLGH005」のそれぞれのスペックや外装等をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
まずは2点のスペックを比べていきましょう。
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今期モデル(SLGA009)と前期モデルの実機比較
外装面について
まずは文字盤やケース・ブレスなど、外装面の違いを解説していきます。
それぞれに特徴があり、魅力がありますので是非購入をする際に検討して頂ければと思います。
ケースサイズ
外装面はケース径や厚みはほぼ変わらず、ケース径は旧型白樺モデルが40mmで厚みは11.7mm、新型白樺モデルが同じくケース径は40mm、厚みは11.8mmと見た目ではほぼ誤差のような感じでサイズ感はほとんど変わらない感じとなっています。
この外観だけで見分けるのは中々難しいのではないでしょうか。
文字盤
続いて文字盤アップです。
近くで見ると文字盤の型打模様やインデックスの違いが比較的分かりやすいと思います。
2021年の白樺の場合(画像左側)は型打模様がハッキリと分かりやすく、この凹凸によって立体感が表現されています。
また文字盤事態もシルバー色なのでちょっとギラギラした感じが派手かも知れませんか白樺ならではの味を感じます。
対して2022年の白樺(画像右側)は落ち着いたマットなホワイト色に型打模様も彫が浅めで扱いやすい感じです。
2本とも甲乙つけがたいほどに良い時計ですね。
この2本の白樺、『同じメーカー』の時計で両方とも『白樺』をモチーフにしているのになぜ見た目が違うのかご存知でしょうか?
それは同じモチーフの『白樺』ですが、そのモチーフとなった白樺の『場所』が違うからと言われています。
2021年の白樺は岩手県にある「グランドセイコースタジオ 雫石」の近くにある白樺林がモチーフと冒頭にお伝えいたしましたが、2022年の白樺は長野県にある『信州時の匠工房』の近くにある白樺林がモチーフとなっています。
その為メーカーは同じでも作られている『工房』が違いますし、モチーフとなった『白樺林』が違うので同じ白樺モチーフの時計でもそれぞれ異なる白樺が楽しめるという発想が凄いですね。
リューズ
続いてリューズの部分になりますが、こちらは2021年の白樺はポリッシュ仕上げとなっていますが、2022年白樺は艶消し部分が入る事によって『GS』のロゴが見やすくなっています。
こういった細かな仕様が職人のこだわりを感じられます。
ガラス
またガラスも変わっていまして、2021年白樺はボックス型のガラスとなっていますが、2022年白樺はカーブのあるガラスとなっています。
これは角度によって見え方が変わってきますので押さえておいた方が良いポイントです。
ただブレス、バックルはほとんど変わらないので、装着した感触はほとんど変わらないと思います。
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内部、スペックについて
続いて、前型モデル「SLGH005」と新型モデル「SLGA009」の内部やスペックについて解説していきましょう。
外装は細かな違いもありましたが、中身の方はどのように変わっているのか気になりますよね。
SLGH005 キャリバー9SA5「メカニカルハイビート」
まずは2021年発表の旧型白樺「SLGH005」ですが、こちらのムーブメント(中の機械)はメカニカルハイビート「9SA5」が搭載されています。
ハイビートという事で毎時36,000振動の高速振動を制御する事で精度を各段に挙げた高精度ムーブメントです。
日差+5~-3秒でパワーリザーブは80時間(3日以上)となります。
機械式時計の中では、これだけでも既に十分なスペックを持っていると思います。
SLGA009 キャリバー9RA2「スプリングドライブ」
続いて2022年登場の新型白樺「SLGA009」ですがムーブメントはSLGA009スプリングドライブ9RA2が搭載されています。
月差±10秒で日差に換算すると±0.5秒と高精度でパワーリザーブは120時間約5日間動く仕様となっています。
またスプリングドライブの多くはパワーリザーブの残量を示すメモリが付いていて基本は文字盤にある事が多いのですが、この白樺の場合は裏側のムーブメントについています。
機械式時計の機能性という点で言えば、パワーリザーブ計は文字盤側に付いていた方が良いのですが、白樺の場合はこの美しい文字盤を堪能できるようにという事でこういった細やかな部分も良さの1つだと思います。
内部のスペックに関してはスプリングドライブ(SLGA009)の方が少し高性能でしょう。
裏側から見えるムーブメントに関してはメカニカルの場合は結構華やかな印象ですが、スプリングドライブの場合は結構シンプルな仕様となっています。
どちらかと言うとスプリングドライブの方がスタイリッシュでスッキリまとまったように見えるため、個人的には好きですね。
結構好みが分かれそうですが、スペックで言うならSLGA009が優れていますので、より実用的な時計を好まれる方は2022年の新型白樺モデルでしょう。
それぞれのモデル特徴まとめ
SLGH005(2021年白樺)
・メカニカルハイビート
・日差+5~-3秒
・パワーリザーブ80時間
・強調された型打ち文字盤
・オシャレなムーブメント
・ボックス型のガラス
SLGA009(2022年白樺)
・スプリングドライブ
・月差±10秒(日差に換算±0.5秒)
・パワーリザーブ120時間
・薄い型打ち文字盤
・シンプルでスタイリッシュなムーブメント
・カーブ型のガラス
また2022年3月に緑色の白樺が登場予定となっています。
画像で見る感じで、非常に爽やかでかっこいいと思います。
ロレックスでもグリーンカラーの文字盤の人気がとても高いため、話題性はとても高そうですね。
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最後に
今回はGRAND SEIKO【グランドセイコー】の2021年白樺「SLGH005」と2022年白樺「SLGA009」について実機を使って解説していきました!
やはり新型のSLGA009はスペック的にはアップしていますが、デザイン的に微妙な違いがありますので、それぞれの魅力もあると思います。
私個人としては、裏蓋のムーブメントのデザインは新型の方が好きですが、文字盤のデザインは旧型の方が白樺の文字盤が分かりやすくて好みです。
皆さんはどちらがお好きでしょうか。
グランドセイコーの買取も強化しておりますので、もしお持ちのモデルで売却を考えられていましたら是非当店までお越しください!!