質屋かんてい局は岐阜・愛知の質、ブランド品売買の専門店です/茜部、細畑、北名古屋、小牧、春日井、大垣で展開中

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細畑店のお知らせ

【ルイヴィトン】バッグのお手入れ~ヌメ革編~汚れ対策・メンテナンス方法を質屋のスタッフが教えます🎶【愛知・岐阜の質屋かんてい局】【細畑】

【2020年11月8日追記】

皆様こんにちは!

かんてい局細畑店です。

先日接客の際に、お客様に

「ヴィトンの革(ヌメ革)はどうやって保管・ケアしたらよいか?」

とのお声を頂きました!

そこで本日はルイヴィトン『ヌメ革』のお手入れ方法をご紹介致します。

「ヌメ革のお手入れに困っている方」や「これからやってみようと思っている方」にはぜひともお勧めの記事となっております。

 

ヴィトンの商品でお困りの方は下記をタップ頂ければ店舗へ直通します。(スマホの方)

気になることがあったら是非ご連絡下さい!

修理の問い合わせもOKです!


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ヌメ革とはどの様な素材なのか?

「ヌメ革」のヌメとは、ヌメという動物の革というわけではなく、

革の加工方法のことを表す言葉で、植物の渋の成分「タンニン」を用いて

なめした皮革のことをヌメ革といいます。

(…なめす【鞣す】とは動物の皮は、そのまま使用するとすぐに腐敗したり、

乾燥すると板のように硬くなり柔軟性がなくなります。

この大きな欠点を樹液や種々の薬品を使ってこの欠点を取り除く方法が「鞣し」と言います)

特別な表記がない限り「牛革」が使用されていることがほとんどです。

一般的にはなめす前の状態を「皮」、なめしたあとの状態を「革」と呼び分けて区別されています。

始めは白っぽく上品な印象ですが、使って行くうちに茶色に色づき、味が出てきます。

飽きを感じさせない長くお使いいただける素材です。

ヌメ革(新品に近い状態)⇩

ヌメ革(多少の焼けが生じている状態)⇩

ヌメ革(かなり使用感の強い状態)⇩


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ヌメ革に起こりうる状態・対処方法

①水滴によるシミ

買ったばかりのヌメ革は表面に皮脂や革からにじみ出る油などオイルが十分に出ておらず、コーティングともいえる膜が整っていない状態にある為、水に濡れたら一発でシミになってしまい、目立った汚れとなってしまいます。

特に外気に触れやすいバッグの使用時には、雨は避けられないので、購入当初のメンテナンスは必須となります。

対策方法⇩

まだ表面に膜が張っていないときの革製品には、最初のメンテナンスとして防水スプレーをかけ・クリームを塗りましょう!

バッグや靴の表面の埃をブラシで丁寧に取り除き、全体にまんべんなく専用の防水スプレーをつけると、防水性が全体に広がり、水によるシミを防ぐことが出来ます。

雨の日はあまり使わない方が良いと思います!

②日光による変色(焼け)ムラ

先程もお伝えした通り、ヌメ革は日光に当たることによって変色する性質のある素材です。

ヌメ革の変色も味わいの一部ですが、おろしたてのヌメ革をそのまま使用すると色味にムラが出やすいです。

対策⇩

一度日光に当ててから使用し、ムラを防ぎましょう(*^^*)

外に置いておくのではなく、もちろん室内で日光に当ててください(`・ω・´)!

直射日光ですと焼けすぎてしまい、もとの色が分からなくなってしまいますので、ご注意ください!

焼けを恐れて使わないのはもったいない!!!

焼けを楽しむのも一興です。

③乾燥によるヒビ割れ

先ほど日光に当てるという対策方法を書きましたが、そのまま外に放り出すのは外気によって乾燥してしまうので禁物🚫

日光や外気によるダメージを放置しておくと乾燥によるヒビ割れの原因となってします。

対策⇩

①で説明した様にしっかり革専用クリームで保湿しましょう!

人のお肌と同じですね。

④汚れ、黒ずみ

バッグとなると、汚れや黒ずみを完全に防ぐというのは難しいものです。

状態によっては修復不可能な状態も御座います。

対策⇩

「ソフトガミ」という革製品の汚れクリーナーがあります🌟

汚れが気になる部分をこすると、乾燥したような状態になります👀

クリームなどを塗って保湿すると元の艶やかな状態に戻ります✨

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ちなみに…

ルイヴィトンのモノグラム、ダミエなどの素材は

本革と思われている方もいらっしゃるかと思いますが、実は違います👀!!

エジプト綿にPVC(塩化ビニル)コーティングがされております😊

表面の艶・照りはコーティングによるものです!

ビニールですので丈夫で弾力があり、水に濡れても問題ありません!

しかし、塩化ビニル樹脂は空気中の水分と反応して加水分解を起こします。

加水分解が主な原因で手触りがベタつくことがあります!

「使っていないのに、久しぶりに触ったらベタ付いていた。」なんてことありませんでしたか?

まさに上記の現象が原因となっております!

こちらも湿気対策や保管次第ではベタつきが回避できます。気を付けましょう!

致し方のない環境・気候の違いによる弊害への対策方法

ルイヴィトンの本国『フランス』は日本より湿度が低く、加水分解も起こりにくい環境で、塩化ビニル樹脂を素材とするのに適している環境ですが、日本は四季折々で気候が大きく変動してしまいます。

雨期による湿気・夏の日差しは特に厄介です。

どうすれば防ぐことができるのか…”(-“”-)”

ずばり、通気性の良いところで保管、除湿機や乾燥剤などで湿気対策をしましょう(*^^*)🎶

付属品として付いてきます布袋は、実は保管に適していないようです…。

不織布(ふしょくふ)の袋で保管すると良いです!

不織布とは、名前のままですが織られていない布で、繊維がまばらに並んだ布です。

薄いですがしっかりと織られた布よりも使いやすく、低コストです。

ネットとかでは数百円から買う事も出来ますので、ぜひ使ってみて下さい。

少しのベタつきでしたら、革製品用の汚れ落としクリーナーで除去することも可能です🌟

きちんと保管して、是非長く愛用してください!

どうしても使わなくなったら…。

「お手入れがめんどくさい!」・「もう使わない!」・「ボロボロで手入れのしようがない!」と思っているそこのあなた!

かんてい局ではボロボロ、汚れてしまったルイヴィトンの商品のお買取りも行っております。

どんな状態でもお持ちください!何点でも構いません。

また、メール査定をご利用頂ければ簡単に査定出来ます!ぜひともご利用ください!

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バッグ査定フォーム

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最後に

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

今回はルイヴィトンについてご紹介させて頂きましたが、これはどのブランド品にも使える事です。

少しのお手入れで、愛用商品を長くお使いください。

また、使わなくなった商品が御座いましたら、ぜひともかんてい局へお持ちください。

ご来店・お問い合わせお待ちしております。

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