【2020.10.11追記】
本日も当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
本記事では腕時計人気ブランド『オメガ』の特許機構【コーアクシャル機構】について記載させていただいております。
この機構を搭載したモデル、搭載していないモデルの違いや上位モデルである『マスターコーアクシャル機構』についても記載しておりますのでご購入を検討されて見える方、コーアクシャルとはなにか気になる方の参考になればと思います。
オメガのコーアクシャルってなに?
2020年現在ほとんどのオメガモデルに採用されている機構であるコーアクシャル機構ですがどういった物か皆さんご存知でしょうか?
『CO-AXIAL(コーアクシャル)』とは同軸という意味が込められて
おり時計の心臓部である脱進機(エスケープメント)の事を指します。
コーアクシャル機構の正式名称は【コーアクシャル・エスケープメント】です。
最大の特徴は摩耗が最小限に抑えられ、壊れにくいという点です。
通常機械式の時計は3~5年に1回はオーバーホールに出した方が良いと言われています。
こちらのコーアクシャルムーブメントが採用されている時計ですと、摩耗を最小限に抑えられる事からオーバーホールは5年~10年と推奨されているんです( ゚Д゚)
お高い時計だからこそメンテナンス料金もかかりますが、こちらのコーアクシャルムーブメントですと通常の機械式時計に比べメンテナンス費用は半分で済みそうですね!!
また摩耗が抑えられるだけでなく、コーアクシャルは耐磁性にも優れているんです!!
コーアクシャル搭載モデル
スピードマスターシリーズ
326.30.40.50.06.001
スピードマスター・レーシング
スピードマスターシリーズではこちらのレーシングモデルが搭載モデルになります。
オメガのメインラインになりムーンウォッチの名を冠すモデルでもあります。
アクアテラシリーズ
231.13.43.22.02.004
シーマスターアクアテラGMT・コーアクシャル
シーマスターアクアテラシリーズからはこちらのGMTモデルが搭載されています。
オメガを代表するダイバーズモデルになり、シンプルでビジネスシーンでも活躍できるという点で非常に高い人気を誇るシリーズです。
筆者も社会人としてのファーストウォッチで購入したとても思い入れがあるラインです。
プロフェッショナルシリーズ
212.30.41.20.01.003
シーマスター プロフェッショナル 300
シーマスターシリーズにはアクアテラの他にもコーアクシャル機構を搭載したモデルがあります。
映画007からジェームズボンドの限定モデルがコレクションとして出回っているのもこのシリーズですね!!
マスターコーアクシャルとマスタークロノメーターとは
コーアクシャル機構の上位種として【マスターコーアクシャル】というものが存在します。
マスターコーアクシャルではコーアクシャル機構とは違う独自の『マスタークロノメーター』という認定規格がございます。
マスタークロノメーターは2015年発表の【グローブマスター】というモデルに初搭載されております。
クロノメーター規格についてはご存知の方も多いと思いますが、【マスタークロノメーター】はクロノメーター規格の認定テストを実施後さらにスイス連邦計量・認定局(METAS)が定めた8つのテストを追加で行います。
精度テスト×3 磁気テスト×3 パワーリザーブ 防水テストをすべてクリアしたのち15,000ガウスの耐磁性能、日差0~+5秒以内である事を確認します。
この2つの規格に認定され始めて【マスターコーアクシャル機構】となります。
マスターコーアクシャルが搭載されている時計
アクアテラシリーズ
231.10.39.21.03.002
シーマスターアクアテラ 150m
マスターコーアクシャル
オメガのダイバーズウォッチ「シーマスターアクアテラ」になります。
オメガの中でも使い勝手が良くデイト表示、防水機能があります。
プラネットオーシャンシリーズ
215.30.44.21.01.001
シーマスタープラネットオーシャン マスターコーアクシャル
600m防水
シーマスターシリーズの『プラネットオーシャン』もマスターコーアクシャル機構を搭載したモデルが発表されています。
アクアテラシリーズよりも防水性能が高い事もあり大型ケース化されていますがこちらも使う場面を選ばない為人気のモデルになっております。
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マスターコーアクシャルとコーアクシャルの違い
上記で少し触れましたが決定的な違いはずばり耐磁性になります。
同じ機能を搭載しながらもさらに進化したマスターコーアクシャル!!
違いはこちら↓
コーアクシャル=1000ガウス
マスターコーアクシャル=15000ガウス
となり耐磁性には15倍の差があります。
ガウス??あまり聞きなれない言葉ですが、電磁波の単位になります。
皆さんの身近で分かりやすい物ですと、肩こりの時に貼るピップエレキバンで1800ガウスと言われており、15,000ガウスがすごい事が分かりますね( ゚Д゚)
因みに病院にあるMRIで15000ガウスあると言われておりますが、
その中に入れても耐えられる時計と言われています。
まとめ
いかがでしたか?
本日はコーアクシャル機構について書かせていただきました。
コーアクシャル機構とマスターコーアクシャル機構では中古価格帯も大きく違いコーアクシャル機構が最安で20万円ほどで買えるのに対しマスターコーアクシャルのモデルになると最安値で30万円台と10万円ほどの差があります。
もちろん比例して買取価格もマスターコーアクシャル機構の方が高くなりますが、個人的にコストパフォーマンスで見るのであればコーアクシャル機構で十分かと思います。
ご購入を検討されて見えるかたの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
オメガの買取は当店でも強化中です。過去の実績はこちらをご覧ください。