【追記】
本日もかんてい局買取実績をご覧いただき誠にありがとうございます。
こちらの記事はかんてい局の鑑定士による記事になります。
本日は、ロレックスの廃盤となってしまったサンダーバードを買い取った際の買取価格となぜその価格になったのかを具体的に出来るだけ分かりやすくご説明いたします。
今後サンダーバードを売買する予定がある方はもちろんですが、売買の予定がない方でも知識として持っておくと良い内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
ロレックス/サンダーバードについて
本日買取させて頂きました、ロレックスのサンダーバードについて買取を担当した私から査定のポイントをお伝えいたします。
実際の買取担当が査定でのプラスポイントとマイナスポイントをお伝えいたしますので、ご覧の方も自身の持ち物を売られる際の参考にして下さい。
商品について気になることがございましたら下記へご連絡ください。
サンダーバードとは
今回買取させて頂いたのはデイトジャストの中でも回転ベゼルを備えた通称”サンダーバード”と呼ばれるモデルです。
豆知識ですが、実はこの「サンダーバード」とは通称となっておりロレックスからも正式な名称として発表されていません。
1956年にアメリカ空軍「サンダーバーズ」の隊長ドン・フェリス大佐の引退のために特注されたことからサンダーバードと呼ばれるようになりました。
実はこのモデル2007年より製造されている”ターノグラフ”の原型となっているモデルです。
ですがサンダーバードの原型をたどっていくとRef.6202/ターノグラフ(ターンオーグラフ)のデイトジャストに回転ベゼルを使用したモデルになります。
ここでもロレックスの奥深さが分かります。
ターノグラフ→サンダーバード→ターノグラフとなっています。
初代のターノグラフはサブマリーナの原型とも言われています。
このサンダーバード正直当時の人気はそれほどなかったように思います。
そのため球数も少なくアンティークモデルは希少価値が高くなっています。
YouTube(サンダーバードとターノグラフの違い)
YouTubeにてサンダーバードとターノグラフの違いもアップしていますので、是非ご覧下さい。
廃盤品
サンダーバードの買取価格は上昇中です。
その理由は「廃盤品」ということです。
上記でも記載いたしましたが、当時の人気がそれほどなく廃盤になってしまいましたので数が少ない状況です。
数が少ない商品に対しては必然と付加価値が付いてきて価格が高騰していきます。
最近ですとGMTマスターのペプシカラーも同様でした。
当時ペプシカラーは奇抜なカラーリングとして一般受けが良くなかったため流通量が少なく現在高値の取引になっています。
流通している量が極端に増えることはないので「廃盤品」は今後も目が離せないアイテムです。
サブマリーナなどが廃盤になった際には流通量が多いですが、こちらは人気がある分もう手に入らないという心理から価格は上がると思います。
最終品番やファーストモデルなんかも価格が高騰しますので、投資目的でもロレックスの購買を考えている方は年式など少しのことで、買取金額が変わりますのでお気を付け下さい。
※ペプシカラーとは
ペプシカラーとはGMTマスターのベゼルが赤×青のカラーリングになっておりペプシコーラのカラーリングに見えることからペプシカラーと呼ばれています。
買取商品のご紹介
ブランド:ROLEX【ロレックス】
型番:16264
商品名:デイトジャスト”サンダーバード”
サイズ:36mm
素材:SS(ステンレススチール)
防水性能:100m
ムーブメント:自動巻き
キャリバー:Cal.3135
製造期間:1988年~2004年
「サンダーバード」高価買取の秘密
今回の買取致しましたサンダーバードの高価買取の秘密をお伝えいたします。
今回のサンダーバード高価買取のポイントは大きく分けると3つございます。
①デットストック
②付属品
③下取り買取
こちらの詳細をお伝え致します。
①デットストック
まずは一つ目の高価買取ポイントは「デットストック」です。
時計は商品状態によって買取価格が変わるのは皆さんご存じだと思います。
かんてい局で設けている状態・ランクは
かんてい局の中古ランク
・SS(未使用品)
全く使用していない未使用な状態
・S(特上品)
ほぼ使用していないがわずかにヨレなどがあり購入してから年月が経っているもの
・SA
使用感がほとんどなくきわめて状態の良い中古品
・A
若干の使用感が見受けられる状態
・AB
Aランクに比べると若干使用感、傷が見受けられるがBランク程ではない商品
・B
通常の使用による傷が見受けられる商品
・BC
Bランクに比べると使用感、傷が多いがCランク程ではない通常使用できる範囲
・C
使用感や傷が多い商品で通常使用にも制限がある商品
となっています。
今回のサンダーバードは2003年頃の製造ですがなんとほぼ使用していないS(特上品)の状態での持ち込みとなっております。
バッグやお財布ですと未使用品や特上品となりますが、時計の場合には「デットストック」といい大変貴重がられます。
特に本日の商品はF番と言い2003年~2005年までの年式になります。
これはサンダーバードが2004年に廃盤となっていますので、最終品番となり価値が上がることになります。
最終品番のデットストックでデイトナ「16520」などはとんでもない金額が付いたりもしています。
今回はケースシール、裏ブタシールがそのままの状態のデットストックなので高価買取ポイントとなっています。
②付属品
次に時計の買取で金額を左右するのが付属品です。
せっかくのデットストックの商品ですが付属品がなければ価値は大変下がります。
特にデットストック商品に欠かせないのがギャランティーカードです。
今回の場合ですとギャランティーカードで60,000円は変わってきます。
外箱・箱で10,000円
コマ1つ5,000円は変わりますので全部なかった場合には80,000円も変わってくることになります。
付属品は大事に保管して下さい。
③下取り買取
最後の高価買取ポイントは、「下取り買取」です。
下取り買取は車の買い替えなどでよく聞かれると思いますが、今お持ちの時計を売却して新たに時計を購入して頂くことです。
こちらにより当店では、買取と販売も行うことが出来ますので買取金額をギリギリまで上げることが出来ます。
今回の場合には当店に気に入って頂いたお時計があり下取り価格としてプラス査定をした部分がありますので、高額査定となっております。
是非時計のご購入をお考えの場合には下取り買取もご利用ください。
最後に
当店ではロレックスの買取に力を入れております。
こちらで今までの買取実績もご覧いただけます。
また弊社かんてい局は販売も兼ね備えた質屋として全国で展開しております。
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是非ご利用ください。
お待ちしております。