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【ルイ・ヴィトン】ヴァージル・アブロー最後のコレクション、2022年秋冬メンズをご紹介【小牧】

皆さんこんにちは。かんてい局小牧店です。

本日のブログでは、2022年1月20日ににフランスで発表された、「ルイ・ヴィトン」

2022年秋冬メンズコレクションの特徴についてご紹介します!

この記事は、

・ルイ・ヴィトンの2022年AW(秋冬)の情報が知りたい方

・アブロー氏が手掛けた商品の希少価値が上がるかもしれないのでチェックしたい方

・2021~2022年のヴァージル・アブロー氏の話題

について知りたい方向けの記事となっております!

じつはこのコレクションは、2018年からメンズのディレクターに就任し、2021年の11月に癌で惜しまれながらこの世を去ったヴァ―ジル・アブローの最後のコレクションとなりました。

ヴァージルアブローと言えば、カラフルなプラスチックの鎖のデザインやレインボー柄など、

ルイヴィトンにハイストリートの風を吹かせた第一人者です。

ヴィトンは一昔前に流行し切ったブランドとか、古いというイメージを刷新した偉大なデザイナーです。

アブローが亡くなったことを受けて、今後彼がこれまでにデザインした商品の価値がどうなっていくのかも気になるところです。

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 2022年-23年メンズ秋冬コレクションの概要

2022年1月20日フランスのパリにて開催されました。

このショーは、

・プレスやインフルエンサー

・フレンド、ファミリー

それぞれに向けの2回行われ、

ヴァージルアブローの妻のシャノンアブローやLVMH会長兼最高経営責任者のベルナール・アルノー、ナオミキャンベルが招かれました。

メインテーマについて

今回のコレクションのテーマは、社会の先入観や偏見の影響を受けていない、

「純粋な少年の目で見た世界」

となっています。特に’’Boyhood ideology®”(ボーイフッド・イデオロギー®)と名付けられています。

現実と創造の垣根はなく、どんなことでも叶えられるという視点から、様々な境界をミックスしていきました。羽の生えた妖精のようなコスチュームが出てくるのも、幻想的な世界観を表現している様でした。

たとえば男性性と女性性のミックス、テーラード、スポーツ、ドレスの融合などが登場しますが、融合することで既存のアイデアが目新しいものに生まれ変わるというのは、ヴァ―ジルアブローの得意としている所で見どころです。

そんな正反対のものと新旧のMIXなどがふんだんに盛り込まれたコレクションでしたので次の章でご紹介していきます!

 LVメンズの2022秋冬コレクション特徴

1.テイラードスーツの多様な表現

カッチリした肩のデザインと細身のウエストのテイラードジャケットにショートパンツを合わせたり、反対にワイドでゆったりしたパンツを合わせるなど、フォーマルだけに収まらないジャケットのコーディネートがいくつも登場しました。

引用元:https://www.esquire.com/jp/fashion/fashion-news/g38837674/louis-vuitton-fall-winter-2022-fashion-show/?slide=4

2.タペストリーや絵画のモチーフ

写実派のギュスターブ・クールベ※1とシュールレアリストのギョルジョ・デリコ※2の2つの作品がプリントされたコートやパンツに落とし込まれています。

 

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※1 写実派のギュスターブ・クールベ

19世紀のフランス絵画における写実主義の重要な画家です。

写実主義とは現実に見たものを描く運動のことをいい、宗教的な伝統的な主題や前時代のロマン主義的幻想絵画を否定しました。

当時、貧しい農民や労働者の姿を描いて作品内に社会問題を取り入れ、論争を引き起こしたと言われています。

2019年の春夏コレクションにもギュスターブクールベの作品にオマージュを受けたフォトビジュアルを採用しています。

※2 シュールレアリストのギョルジョ・デリコ

イタリア画家で彫刻家です。形而上絵画派を興し、シュルレアリズムに大きな影響を残したと言われています。日本でシュルレアリズムの画家として有名なのはダリですが、キリコも同界隈では特に人気がある画家です。

3.オシャレなアイテムとしての虫よけ付き帽子

特徴的だったのは、虫よけ帽子のデザインでした。透けて見えるメッシュ素材にモノグラム柄がプリントされていたり、ストリートのウォールペイント柄がプリントされているデザインなど様々なバリエーションの虫よけ帽子が何度もコーディネートに登場しています。

虫よけ帽子に新解釈を与えたというところも印象的でした。

引用元:https://www.esquire.com/jp/fashion/fashion-news/g38837674/louis-vuitton-fall-winter-2022-fashion-show/?slide=51

2021年~2022年までのヴァ―ジル・アブロー氏注目の話題

 2021年にウォーターカラーサマーコレクションを発表

2021年のサマーコレクションでは、水彩アートのような、ウォーターカラーコレクションを発表しております。

近年のアブローのデザインについてはこちらの記事でもまとめています↓

【2021年新作】ヴィトンの水彩画?ウォーターカラー・モノグラムの紹介とサスティナブルの取り組み【小牧】

当店にもこちらの商品の在庫がございます!こちらの商品は、

☟在庫確認はこちらから☟

2021年秋、NIGOとのコラボ

2021年の10月には長年親交のあったNIGO氏との「ルイ・ヴィトン LVスクエアードコレクション」の第二弾となる春夏メンズプレコレクションを発表しました。

ルイヴィトン渋谷メンズ館は外観やディスプレイに大きなドラゴンが施され、店内のディスプレイもこのコレクションの世界観を表現したものとなりました。

このコレクションについて詳細をお知りになりたい方は、下記からご覧ください。

ルイヴィトン公式サイト LOUIS VUITTON×NIGO®®

当店にも、こちらのコレクションの商品がございます!

キーポルXS

定番のキーポルのミニサイズでモノグラムパターンのデニムとネイビーカラーのトリヨンレザーの組み合わせです。

こちらは2022.03.03現在、ルイ・ヴィトンの公式オンラインショップで在庫なしとなっておりました。

キーポルXS アブロー×NIGO 2021

 

⇩在庫状況はお電話でもお問合せ頂けます⇩

 アブローのエアフォース1が200足オークションに出される

アブローが亡くなったことにより、今後アブローのデザインした商品の希少価値が上がっていくことが予想されますが、すでにその動向は始まっております。

実はヴァージルアブローが生前に手掛けた、「NIKE(ナイキ)」とのコラボ商品’’エアフォース1’’がサザビーのオークションに出品されました。こちらのオークションはアブローが設立した黒人学生向けの奨学金基金に寄付をする目的で、1/26~2/8に開催されました。

サイズは5~18まで取り揃え、入札価格は2000ドル(22万8000円)から。

abloh_nike_airforce1

引用元:Sotheby’s公式HPより

デザインはモノグラムやダミエをふんだんにあしらっており、オークション限定のパイロットケースが付属しています。(↑写真でオレンジのケースです)

こちらのオークションを現在2022年2月8日に覗いてみたところ、、30,000~120,000ドルですので342万円~1千368万円の間で入札が入っていましたが

オークションが終了した現在ではなんと、どれも一足で日本円で1千万近いかそれ以上の金額で締め切られています。

最高落札価格は35万2800ドル(日本円で約4000万円)、オークション総額は2530万ドル(約29億円!!)

となりました。

(ex.見る限り最安でも、、115.42【円】×75600【USD】=8,725,752円)

このオークションを見るだけでも、ヴァ―ジルアブローの注目度の高さが感じられます。

今後予想される買取価格の変動

ヴァージルアブローが亡くなったことで、同氏の「オフ-ホワイト」や「ルイ・ヴィトン」などのアイテムがリセールサイトで高騰しているようですが、特に「ナイキ」とコラボしている商品での急騰や高騰が顕著なようです。

そこでかんてい局小牧店の商品の価格がどうなっているのか確認してみましたが、アブローのデザインしたルイ・ヴィトンの商品の中で、新品の時よりも高いプレミア価格が付いているのは「ダブルフォンポーチ」とモノグラム・ウォーターカラーの「ポシェット・ボワヤージュ」との2点で、そのほかの商品では通常の中古価格での販売となっておりました。

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回のブログではヴァージルアブローの最後の作品となるルイ・ヴィトンの2022AWのコレクションをご紹介させて頂きました。

現時点ではスニーカーは大幅にプレミア価格が付いていますが、他のアイテムは定価を割っていたり、定価前後の価格帯で取引されているものが多くあるように感じます。

今後、値段が高くなることも考えられるので、もし狙っているアイテムがあれば早めにご購入をされるのが良いかもしれませんね!

また、ヴァージルアブローのような革新的なデザイナーによって、ルイヴィトンはハイブランドにハイストリートを取り込んだブランドへと生まれ変わりました。

彼のようなデザイナーはたびたび現れるわけではありませんし、次に誰がデザイナーに就任するかにも注目ですね。

ルイ・ヴィトンの会長兼最高経営責任者のマイケル・バークは

「後任の可能性は無限大だが、時間をかけて探す必要がある」

と言っているそうで、しばらくはデザイナー不在でも問題がないと言っているそうです。

これからもルイヴィトンの動向に目が離せません。

 

 

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