皆様こんにちは!
かんてい局細畑店です。
今回はロレックスが誇る最高級スポーツモデル「デイトナ Ref.116520」の本物・偽物の比較及び真贋ポイントについて実物を使用し、解説させて頂きます。
当ブログは、
・デイトナの真贋情報が知りたい
・見分け方について知りたい
・どの様な違いがあるか知りたい
・デイトナの購入を検討中
という方にオススメのブログとなっております。
今回はデイトナのご紹介をさせて頂きますが、かんてい局ではその他のロレックスの偽物比較もさせて頂いております。
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デイトナ Ref.116520 スペック解説
それでは初めに、このモデルのスペックについて紹介します。
【型番】116520
【素材】SS(ステンレススチール)
【防水】100m
【パワーリザーブ】72時間
【ケースサイズ】40mm
製造時期は2000年頃~2016年頃まで、約16年間販売されていました。
「キング・オブ・ロレックス」の名を持つ、ロレックス唯一のクロノグラフモデルです。
前モデル「16520」はゼニス社のムーブメント「エルプリメロ」をベースにした「キャリバー4030」を使っておりましたが、今モデルより完全自社ムーブメントである「キャリバー4130」を搭載し、完全マニュファクチュール化されました。
キャリバー4130搭載により、前モデルを超える信頼性・堅牢性の高さが評価されており、パワーリザーブも54時間から72時間へとパワーアップしております。
発表当初から廃盤になるまでの16年間で多くのマイナーチェンジがされておりますが、大きな見た目の変化は無く常にブラッシュアップされているデイトナは、正にロレックスのフラッグシップモデルであると強く認識させられます。
では、真贋情報について迫っていきましょう。
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デイトナ真贋ポイント
それでは実機を使って、実際にどこが違うのかを確かめて参ります。
(写真上側が本物で、下側が偽物となっております)
①ダイヤル(文字盤)
こちらはデイトナの正面・フェイス部分の画像となります。
全体的なバランスは良く取れておりますので、相違無いかと思われますが、細かな所にやはり違いが見受けられます。
ⅰ.インダイヤル
インダイヤルとはダイヤル(文字盤)の中にあるダイヤルの事です。(画像赤マル部分)
デイトナで言えば、クロノグラフの30分積算計・12時間積算計・スモールセコンドの3つです。
正面画像でも分かる通り、インダイヤルの光り方に違いが見受けられます。
本物の方は、鈍い光り方をしており、ダイヤルの中に陰りが見受けられます。ですが、偽物ははっきり・くっきりと数字が見え、ギラギラしております。(シルバーと言うよりは白に近い)
116520は2010年にインダイヤルのマイナーチェンジを行い、より明るいシルバーカラーになっておりますが、ここまでギラギラ光ってはおりません。
必ず、本物の様なデイトナ特有の鈍い光り方をしますので、「見えやすい安っぽい光り方」をしている場合は、注意が必要です。
ⅱ.タキメータ―
タキメーターの一部をアップして載せております。
メーターの間隔は共に均等に打たれておりますが、密度や文字の厚みが違います。
本物はしっかりと彫られておりますので、1つ1つの文字に深さがあり、色の濃い部分は影となっております。
偽物は彫りが非常に薄く、どちらかというと「プリント」された様な見た目となっております。
間隔はマネできても、1つ1つの文字を極めるところまではまねできない技術です。
ⅲ針部分
ロレックスの針は「金」で出来ておりますので、本物は角が立っており、しっかりとした造りになっております。
偽物は造りが雑になっておりますので、画像にある通り少しはみ出ていたり、細かい所で少しのほころびが出ております。
②ウラブタ
ウラブタ部分は空けるところのギザギザ部分に着目をして下さい。
見比べてみると彫りの深さが倍ぐらい違います。
偽物の特徴としては、ウラブタを開ける器具にピッタリはまらない事が多く御座いますので、ちょっとした違和感は発生しやすいのかなと思います。
③バックルの王冠マーク
こちらは画像で見て頂くと、分かり易いかと思います。
本物は、立体的で膨らみのある王冠マークに対し、偽物は表面的で「ペタッ」とした王冠マークになっております。
また、5つの隙間の磨き方も偽物は磨いてある感じは無く、非常に雑になっております。
④バックル表記
恐らく一番わかりやすいポイントかと思います。
文字の粗さが全然違いますね。
本物はガタツキが一切なく、読みやすい綺麗な印字がされております。
また「ROLEXSA」の文字は現在「O」の下、「X」の左下、「S」「A」の後にそれぞれ「.」が付きます。(年式によってはOとXの下に.が無いモデルもあります)
肉眼で見ることは難しいですが、ルーペや虫眼鏡で確認出来るポイントとなっております。
⑤バックルロゴマーク
同じバックル部分ではありますが、こちらも大きな違いが見受けられます。
特にロレックス王冠マークに着目してもらいますと、一目瞭然かと思います。
また、画像をクリックして拡大するとより分かり易いですが、偽物は線もガタガタで細いです。
本物は一定の線の太さで、非常に滑らかな造りになっております。
⑥イージーリンクの仕上がり
細かな部分ではありますが、ご説明させて頂きます。
「イージーリンク」とはロレックスが持っている特許の1つで、時計のブレスレットを工具を使わずに調節できる機能のことです。
こちらの内側部分に今回違う部分がありました。
それは「仕上がり」です。
本物の方は、内側はツルツルの「鏡面仕上がり」になっているのに対し、偽物はザラザラで仕上がっておりません。
中々ここまで公開している所は少ないと思いますが、見た目だけで真贋を判断するという場合は、便利な情報かと思います。
最後に
本日も最後まで当ブログをお読み頂き、ありがとうございます。
細かい所を上げていくときりがないので、今回は見分けやすいポイントをピックアップさせて頂きました。
現在ロレックスは非常に高値で取引がされております。
特にデイトナは殆どのモデルが定価を超えて取引されるプレミア商品です。
私達も偽物撲滅の為に、今回は細かな部分も記載をさせて頂きました。
皆様も偽物を買わない様に、この記事を参考にして頂き、十分にご注意下さい!
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