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茜部店のお知らせ

【完全解説】ロレックスのクラスプコードやロレックスに刻印されている番号・数字を徹底解説!熟練鑑定士の査定豆知識をお伝えします!!【愛知・岐阜の質屋かんてい局】【茜部】

【2020年12月6日追記】

かんてい局茜部店です。

テレビの放送にてかんてい局を取り上げて頂いたおかげでロレックスを中心に多くのお客様にご来店頂いております。

【ロレックスバブル】その名の通りロレックスは過去に前例がない程相場が上昇しており、売却をお考えのお客様も多いと思いますので私たち鑑定士はロレックスをどう鑑定しているか?をご説明いたします。

私も20年以上この業界に携わっていますが、最近のロレックスの高騰には目を見張るものがあり、ロレックスが好きでたまらない!!と言うロレックスファン向けの記事かもしれませんができるだけ分かり易く解説させて頂きます。

こちらの記事では特に専門的な部分である「クラスプコード」などのロレックスの時計に刻印されている「数字・番号」ついて完全解説させて頂きますので気になれた方は是非、最後までご覧いただけると幸いです。

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クラスプコード(クラスプの番号)は何?

ロレックスで使用されるクラスプ(ブレスレットの留め金部の呼称)には、製造年数によってコードが割り振られています。

こちらも時計本体のシリアル同様に完璧に分かれているわけではありませんが、おおよその目安程度としては有効です。

クラスプとは

クラスプとは留め金を意味していて、腕時計ではブレスレットや レザーストラップのバックルも、広い意味ではこれに含まれるようです。

ロレックスではシングルタイプ、フリップロックタイプなどがあり、一切の工具を必要とせずにサイズ調整を可能にしたグライドロック機能を備えたものもあります。

どうして重要なのか?

時計本体との製造時期のズレなどを調べることで、そのクラスプがオリジナルのパーツであるかどうかなどを判別できる場合があります。

クラスプコードはバックルの板の部分に記載されており、シリアル番号と同様にアルファベットで年代が区別され製造年が分かります。

その為ケースのシリアルとクラスプの年代が一致しているか判断する事ができます。

「STTELINOX」の刻印の上には「H」とアルファベットが刻まれており、これを「クラスプコード」と呼びます。

ちなみにSTTELINOXの”INOX”はフランス語のinoxydableの略で「酸化されない」という意味をもつ言葉でステンレススチール製という意味をもつ刻印です。

クラスプコードは16233のデイトジャストといった定番のモデルでは査定金額に関係がない場合もありますが、1970年代や1980年代に使用されたスポーツモデルなどの希少なヴィンテージのお品物は当時のままの状態が最も良いとされ、ケースやブレスレットの部品の整合性が一致していないと価値が下がる場合があります。

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年数と数字・アルファベットの表

年数 シリアル クラスプコード
1976  4,530,000 A
1977 5,000,000 B
1978 5,470,000 C
1979 5,950,000 D
1980 6,430,000 E
1981 6,900,000 F
1982 7,370,000 G
1983 7,860,000 H
1984 8,340,000 I
1985 8,600,000 J
1986 9,290,000 K
1987 9,750,000| R L
1988 R M
1989 L N
1990 L|E O
1991 E|X|N P
1992 C Q
1993 S R
1994 S S
1995 W T|W
1996  T V
1997  U Z
1998  U Z|U
1999  A X
2000  P AB
2001  K DE
2002  Y DT
2003  F AD
2004  F CL
2005  D MA
2006 Z OP
2007 M EO
2008 M PJ
2009  V LT
2010  G|ランダム RS
2011 ランダム CP|ランダム
2012 ランダム ランダム

例)ROLEX|GMTマスター2|Ref.16713の場合

【6時位置|シリアル番号】

 

【6時位置|シリアル番号】

シリアルナンバーは「833****」のため製造年数は1983年頃の製造となりクラスプコードは【H】だったためしっかり合致します。

その確認の為にもケースのシリアルの年代とブレスレットの年代が合うかを確認するために必須のポイントなっております。

またロレックスのサービスセンターを通してクラスプ部分を交換すると上記の様に【S】のマークが入りますので交換した事が分かります。画像の赤丸部分です。

そして画像のご用意ができませんが数字「二桁」のクラスプコードが刻まれている時計は、そのほとんどがアンティーク時計となり数字が二桁で年数を表記しています。

大半のオリジナルのブレスは破損により交換されてしまっていますので、数字二桁で現在も時計のシリアル番号とクラスプコードが一致する時計はそれだけも非常に珍しい存在なのではないでしょうか?

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クラスプコード(クラスプの番号)以外の番号は

ブレスレットやクラスプにはクラスプコード以外の番号(数字)が刻印されています。

この番号はブレスレットの番号を意味しております。

写真の番号の場合は「78.363.18」となりますが5桁以降の「GMTマスター2」の場合は

「78350」「78790」7836●※参照①」「78200」「15/423」のいずれかが入ります。

(※参照①「●」には「数字や記号(アルファベット)」が入ります。)

GMTマスターのブレスレットの番号が分かるようになっています。

またクラスプ以外の場所にもブレスレットには番号が刻印されています。

写真の番号は「78363」これもブレスレットの番号を意味していますので「GMTマスター2」のブレスレットと分かるようになっています。

そしてフラッシュフィットの番号「480」も「GMTマスター2」のフラッシュフィットの番号を意味しています。

5桁以降のGMTマスターの場合は

「501B」「801」「580」「480」「78200」のいづれかが刻印されます。

その他の番号

ロレックスの本体には、基本的にモデルやシリーズの共通番号であるリファレンスナンバー(Ref.)と、個体一つ一つに存在する固有番号のシリアルナンバー(Ser. )の2つが刻印されています。

【12時位置|リファレンス番号】

ロレックス(ROLEX)には数多くの種類があり、それぞれにリファレンスナンバー(型番)があります。

リファレンスナンバー(リファレンス番号)とは、例えば現行品のエクスプローラー2の場合、「Ref.21670」となり、同型のエクスプローラー2は全て同じリファレンス番号となります。

リファレンスナンバー(Ref番号)は時計のモデル、ベゼル、ケース素材を表しています。

【6時位置|シリアル番号】

シリアルナンバー(シリアル番号)は、各個体ごとに番号が異なっているため、ロレックス全商品においてシリアルナンバーが重複することは基本的にありません。

もちろん国際保証書(ギャランティ―カード)にも記入されています。

リファレンスナンバーは現在でもケースの12時位置に刻印が継続されていますが、シリアルナンバーは文字盤の見返り部分に刻印されるようになりました。
これによってブレスレットを外さなくてもシリアルナンバーを確認できるようになりました。

 まとめ

鑑定士はお持ち頂いたお時計から様々な情報を読み取りそのお品物の適正な価値を判断し、お客様にご満足いただける金額を提示する事を全力で行っております。

ロレックスの腕時計の場合、古くてもほとんどが買取可能ですので古い・壊れているなどといった理由であきらめるのはまだ早いです!

かんてい局のスタッフはロレックスに精通したスタッフばかりですので是非、お気軽にご相談下さいませ。

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