【岐阜・愛知の質屋かんてい局】ロレックスのモデル紹介☆ 謎多き時計ターノグラフ編！！☆一宮・稲沢・清須【北名古屋】

皆さんこんにちは!

かんてい局北名古屋店の田邉です!

以前、ロレックスのスポーツモデル、デイトナ、サブマリーナ、ミルガウスについてお話ししましたが、今回は少し趣向を変え、ドレスモデルについてお話ししたいと思います。

またまた今回も私の趣味の部分が入ってしまいますが、今回ご紹介するモデルも私の大好きなモデルの一つです。

それでは最後までどうぞお付き合いください。

ご紹介

ご紹介

さて今回お話しするのは残念ながら現在は廃盤となってしまったモデル、ターノグラフです。

このモデルは、通常のデイトジャストやオイスターパーペチュアル等のドレスモデルと少し異なります。

何が違うのかというとこちらの腕時計にはサブマリーナなどにも搭載されている、回転ベゼルを採用しているのです。

【ターノグラフ】という名称についてですが、このモデルは回転し、再び0に戻るという意味を込めて【ターン・Oグラフ】と名付けられました。その名が示す通り、両方向回転ベゼルが搭載されています。

これって地味に冒険していますよね。ターノグラフは正式名称でいえば、【デイトジャスト　ターノグラフ】といいます。なので、一応デイトジャストの仲間なんです。

ただデザイン上で他のデイトジャストとは一線を画す部分が各所に見受けられます。

まず、ベゼルデザインですが、こちらはサブマリーナなどとは違い、特にインデックスが記載されておりません。その代わりにベゼルの部分がギザギザになっていてラグジュアリーな仕上がりとなっています。

そこはやはり、ドレスウォッチらしくデザイン性の高い物になっております。

次に着目して頂きたいのが秒針です。ここは私が最も好きな部分でもあります。この赤い秒針がとても良く映えるんです。ドレスウォッチで赤い秒針を採用するというのは他を探してもなかなかありません。

またこちらのモデルにはジュビリーブレスとオイスターブレスの2種類があります。ジュビリーブレスと組み合わせればドレッシーな雰囲気になりますし、オイスターブレスと組み合わせればスポーティな雰囲気になります。装着者の好みによって選ぶ事が出来るのです。

【オイスター】　　　　　　　　　　【ジュビリー】

ここまで来て分かった事は、このモデルはドレスとスポーツの間の存在であるという事です。正直このスタンスはたまりません。

次にこちらのモデルの歴史と変遷についてお話ししたいと思います。

歴史と変遷

このモデルの型式番号は116264ですが、実は皆さんの中にもご存知の方は多いと思いますが、型式番号が一桁少ない、16264というモデルが存在します。こちらの名称は【サンダーバード】です。ただここでややこしいお話しになるのですが、このモデルがターノグラフと非常にデザイン面で似ている為、事実上の後継機とされております。このサンダーバードが登場するのが今から約60年前の1956年頃です。このモデルはアメリカ空軍のアクロバットチーム、「サンダーバーズ」の隊長であるドン・フェリスの引退記念として特別発注されたのが始まりとされています。

ただ、このサンダーバードが誕生する3年前に型式番号6202、ターノグラフが誕生しています。

【6202 スポーツタイプ】　　　　　　　　【6202ドレスタイプ】

これは種類によってはサブマリーナに酷似しておりますが、そうではなくサンダーバードに酷似しているドレッシーな種類も存在しているのです。ここから推測するに、この6202というモデルはあらゆる時計の始まりであり、またサンダーバードの始まりでもあるという事です。

ちなみにこの6202にはまだデイトジャスト機能は搭載されておりません。

こう考えていくと、このターノグラフは謎多きモデルであり、ロマンの塊であると思います。そんな背景を知って私はますますこのモデルが好きになりました。

残念ながらこのターノグラフは2004年に登場し2013年に廃盤となってしまいました。販売期間は約10年と短いものでした。

【種類】

ターノグラフには6つのカラーバリエーションが存在します。ブルー、ブラック、ホワイトゴールド、グレー、シルバーです。

また番外編としてグリーンの秒針が付いた物が存在します。これはロレックスで初の日本限定モデルとなっており、大変珍しいです。

【日本限定モデル】

私もまだお目にかかったことはありません。お持ちの方がいらっしゃいましたら、ただ見せびらかすだけでもいいので(笑)、一度お持ち下さい。

【相場について】

ここからは私の予想になるのですが、現在廃盤になったモデルが軒並み価格上昇しております。デイトナ然り、GMTマスター然り。その例に倣ってこのターノグラフもこれから相場の上昇が見込めます。現に今すでに上がり始めています。特にブルーの文字盤色は生産数宇も少なく市場への出回りが少ない為相場も少し高めです。もちろんどのカラーでも構いません。是非一度、かんてい局へお持ち下さい!目いっぱいの誠意をもって査定させて頂きます。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

それではまたの機会まで!

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