こんにちは!
かんてい局小牧店スタッフの「W」です。
本日は、自宅で出来る時計のセルフケアパート3という事で、腕時計の丸洗い方法について解説させていただきます。
この記事を読むのに必要な時間は約3分です。
はじめに
ブレスレットとケースの簡単なお掃除方法は、前回ブログ「自宅で出来る時計のセルフケアパート2」でお伝えさせていただきました。
簡単なお掃除方法から、細部のケア、そして自分で腕時計のお掃除をするうえでの注意点などを簡単にまとめさせていただきましたので、是非チェックしてみて下さい。
腕時計の丸洗い方法
ブレスレット、ケースのケアは、マイクロファイバークロスでの拭き掃除、歯ブラシでの水洗いでも十分に汚れや皮脂を除去できますが、猛暑の後や、アウトドアなどで使用した際は、思い切って丸洗いをしてみましょう。
ブラシと洗剤で洗えば、ブレスレットのコマの間や、バックル裏などに溜まった汚れや、たっぷり汗をかいた後のイヤなベタつき汚れも綺麗に落とせて爽快です。
①腕時計の丸洗い前にやる事
前回もお伝えさせていただきましたが、まずは防水機能が付いているかを確認してください。
防水機能が付いている腕時計には、文字盤もしくは裏蓋に「WATER RESISTANT」と表示されています。
表記がないものに関しては、ベルトを外してベルトのみ丸洗いしてください。
万が一ケースも一緒に洗ってしまうと中の機械に水が浸入して故障に繋がりますのでしっかりと確認してから作業に取り掛かってください。
ベルトの着脱方法については、「自宅で出来る時計のセルフケア パート1」で解説しています。
②洗剤とブラシを使った洗浄方法
準備していただくものは、「歯ブラシ」と「食器用の中性洗剤」の2点になります。
それでは解説スタート‼
まずは、洗いやすいようにベルトを外します。
この時の注意点としては、ベルトとケースを固定しているバネ棒を紛失しなように気を付けて作業してください。
↓
歯ブラシに食器用の中性洗剤を適量(3~4滴)取ります。
洗剤を付けすぎると、水ですすぐ際に面倒なので注意です。
↓
少し見にくくて申し訳ありませんが、ブラシをよく泡立ててから、丁寧にブラッシングしていきましょう。
1コマずつ順番に洗えば磨き残しがなく洗えます。
ブラシは角度を変えながら、歯ブラシの毛先がスミズミまで届くように洗うのがポイントです。
表側だけでなく、裏側からもしっかりと洗浄してください。
↓
コマ部分が終わったら、バックル裏などの細かいディテール部分も丁寧に洗浄していきましょう。
やはりベルトを外して洗浄すると洗いやすく、細かい部分まで洗浄できるので気持ちがいいです。
↓
ケースもブレス同様に洗っていきます。
特にラグ部分は汚れが溜まりやすいので入念に洗っていきます。
この時の注意点としましては、ねじ込み式のリューズは、必ずリューズが閉まっているか確認したうえで作業してください。
リューズが開いた状態で作業してしまうと、機械の中に水が浸入して故障してしまうので要注意です!!
↓
洗浄が終わったら水でしっかりとすすいでいきましょう。
この時に洗面器などに水を溜めて、その中で洗剤をすすいでいくと楽に洗い流せます。
↓
洗剤をしっかりと水ですすいだら、タオルなどの上に置き、風通しの良い場所で水気や湿気が残らないよう、しっかりと乾燥させたら完了です‼
③超音波洗浄機を使った腕時計の洗浄方法
準備するものは、「超音波洗浄機」「食器用の中性洗剤」「プラスチック容器」の3点です。
超音波洗浄機は、一般的なご家庭にはあまり馴染みがない機械かと思いますが、普段眼鏡を着用している方なら見たことがあるかと思います。
主に眼鏡用の洗浄機として認知されていますが、眼鏡だけでなく腕時計のブレス洗浄にも使えちゃうんです。
ネット通販でも購入できるので探してみてください。
注意点としましては、ケースは超音波洗浄機に入れないでください!!
某有名YouTuberのセ○キンさんは、「業務用超音波洗浄機で洗浄したらデイトナ、壊れた。。。」なんてショッキングな動画を投稿していました。
ロレックスなどの精密時計は、特にですが、超音波振動で中の機械が故障してしまう恐れがありますので、ケースを洗浄する際は、手洗い洗浄がオススメです。
それでは解説していきます。
まずは超音波洗浄機、プラスチック容器に水を張り、プラスチック容器に食器用の中性洗剤を適量(3~4滴)たらします。
↓
次にプラスチック容器にたらした洗剤をよくかき混ぜます。
↓
そしてベルトをそのまま漬け込んでスイッチオン‼
超音波振動特有の「ビーン」という少しイヤな音が鳴り響きます。
液体中に超音波の振動が伝わり、洗浄物の汚れを剥離、分散させます。
↓
洗浄後は、きれいだった水もこんなに汚れます。
ブラッシングでは落としきれなかった汚れも綺麗さっぱり‼
↓
ブラッシング後同様に、洗浄が終わったら水でしっかりとすすいでいきましょう。
洗面器などに水を溜めて、その中で洗剤をすすいでいくと楽に洗い流せます。
↓
こちらも洗剤をしっかりと水ですすいだら、タオルなどの上に置き、風通しの良い場所で水気や湿気が残らないよう、しっかりと乾燥させたら完了です‼
最後に
今回は、自宅で出来る時計のセルフケア パート3という事で、腕時計の丸洗い方法をお伝えさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
中には、「自分で洗浄をするのは少しめんどくさい」「故障するのが怖いから自分で洗浄するのはちょっと…」なんて思った方もみえると思います。
そんな方は、ご依頼いただければ、かんてい局でも腕時計の洗浄を承っておりますので、お気軽にご相談ください。
また、今後も皆様にとって有益な情報発信ができるよう更新して参りますので是非チェックしてみてくださいね!
外出自粛中にオススメの「かんてい局公式YouTubeチャンネル」です!
商品紹介やお得な情報お送りしておりますので是非見てみて下さい♪
チャンネル登録もして頂けると嬉しいです!
↓まずは下記のバナークリック↓