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ロレックスのシリアル一覧!マニアなら知っておくべき年式の重要性について【愛知・岐阜の質屋 かんてい局】【春日井】

【2020年9月20日追記】

こんにちは!

かんてい局春日井店です。

 

今回はロレックスの製造年式についての説明と、年式によって大きく値段が変動するモデルを一部紹介させて頂きます。

興味のある方は、是非最後までお読みいただけましたら幸いです。

ロレックスのシリアルから製造年がわかる!

ロレックスの話があると、その中でW番やP番などの「○番」というワードが出てくることが多いです。

私たちもロレックスの買取実績を書くときに良く使っています。

そのW番とかというのが何かというと、その時計の凡その製造年を表す記号なわけです。

例に出したW番であれば1994年頃、P番であれば2000年頃になります。

1987年頃からシリアル番号の頭がアルファベットのRから始まりました。

その前は数字になっており、番号の頭が1~9で年式毎に割り振られておりました。

通常、古い年式のものほど、価値が低くなる場合が多いですが、ロレックスの場合は古い年式のモデルの方が評価が高い場合があります。

代表的なモデルですと、ロレックスで唯一のクロノグラフが採用された「デイトナ」です。

1960年~1970年頃に製造された、俳優のポールニューマンが愛用していたとされる別名「エキゾチックダイヤル」は1本で何千万円という、時計で一軒家が経つほどの価値があります。

これだけ年式や限定ものによって値段が大きく変動するのはロレックスだけではないでしょうか。

 

ルーレット刻印

ルーレット刻印は上記で話したような6時側にシリアルが刻印されているタイプではなく、インナーベゼル(ダイヤル外周)にシリアルが刻印される仕様の事を指します。

この仕様により、シリアルを確認したい時は、いちいち6時側ブレスレットを外さなくても見れるようになったのです。

ディープシーなど、防水強化によりガラスが分厚いものはシリアル番号が見にくいものもあります。

また、このルーレット刻印が入るようになってから、6時側のシリアルは無くなりました。

それでは、次にロレックスの詳しい年式表になります。

 

ロレックスシリアル一覧

ロレックスのシリアルはギャランティー(保証書)にも記載していますが、ケースの6時側のブレスを外した所に刻印されています。

ではそのシリアルの一部をご紹介します。

全部作ると多いので、アルファベットが始まった頃からにします。
R :1987~1988年      P: 2000~2001年
L :1988~1990年      K: 2001~2002年
E :1990~1991年      Y: 2002~2003年
X :1991年          F: 2003~2004年
N :1991年               D: 2004~2005年
C :1992年               Z: 2006~2007年
S :1993年               M: 2007~2008年
W: 1994年              V: 2008~2010年
T : 1996年              G: 2010年
U : 1997~1998年    ランダム: 2011年以降
A : 1999~2000年

ざっと21項目くらいです!

様々なモデルがマイナーチェンジをされていますが、節目になるのはPMですかね。

P番あたりから風防ガラスに王冠の透かしが入り始め、ZMの切り替わりあたりからシリアルがルーレット刻印されるようになりました。

 

クラスプコード

ロレックスにはシリアルナンバー以外に、ブレスレットにも降られている番号があります。

このように、バックルの内側に刻印されている、上側の「U11」という刻印の事です。

ロレックスはケースのシリアル番号と、ブレスのクラスプコードが別々に製造されています。

その為、シリアル番号とクラスプコードが1年程誤差がある場合があります。

特にアンティークモデルは、ブレスレットが変更されている場合が多い為、チェックさせて頂きます。

クラスプコードは下記の形で刻印されています。

シリアルナンバーがアルファベットのものから紹介していきます。

2010 G RS
2009 V LT
2008 M,V PJ
2007 Z,M EO
2006 D,Z OP
2005 F,D MA
2004 F CL
2003 F AD
2002 Y DT
2001 K,Y DE
2000 P AB
1999 A X
1998 U U
1997 U Z
1996 T V
1995 W T,W
1994 S S
1993 S R
1992 C Q
1991 X,N P
1990 E O
1989 L N
1988 R M

このような細かい所でもロレックスはしっかり年式で分けられています。

ランダム品番からはクラスプコードもランダムになり、年式で識別できなくなりました。

 

なぜそのシリアルにこだわるのか

これは時計に興味が無い人には本当に理解しがたいことであることを分かって話します。

ロレックスの時計は不定期にマイナーチェンジが行われています。

夜光が変わった、針が太くなった、インデックスが大きくなった、ケースが大型化した、中のムーブメントが変わった、王冠の透かしが入ったなど様々です。

見た目は大きく変わりません。ほぼ間違い探しのレベルの変化です。

 

そうなってくると必ず動き始める人種がいるんですよ、いわゆる”ロレックスマニア”と呼ばれる人たちが。

旧型にこだわる人、新型を貫く人、中の機械にこだわる人さまざまです。

現在のネット社会であれば「ロレックス マイナーチェンジ」などでググれば情報を集めることができ、何年にどのマイナーチェンジが行われたかというのは簡単にわかります。

で、その「何年」を探すために目印にするのが「シリアル」なわけで、モデルの情報として大切になってくるわけです。

なかでもマニアが騒いだのはやはり「デイトナ(Ref:16520)」ですね。

16520はゼニス社が開発したエル・プリメロが使用されていましたが、2000年に廃盤となり、2000年からはロレックスオリジナルムーブメントが採用されたRef:116520が発売されました。

そのときに16520の人気が爆上がりし、プレミアがさらに跳ね上がりました。

今でも定価の3倍近い金額がついており、最終品番であるP番に至っては4倍~5倍の金額になっています。

また、P番についてはP1、P2、P3という括りでも分かれており、これはシリアルのPから始まる番号の事を指しています。

「P1〇〇〇〇」と「P3〇〇〇〇」のように、Pの次にくる番号の事を言います。

P3のより次世代モデルに近い年式のものほど、製造年数が少ない為高く評価されています。

他のモデルの切り替え前の年式の個体は、デイトナ程高く価格はついていませんが、在庫数が少ない為、価格が高い傾向にあります。

 

春日井店にあるマニアが喜びそうなもの

では春日井店にある、マニアが喜びそうな商品をご紹介致します。

画像をクリックして頂くとオンラインストアで移動できますので、商品詳細はそちらをご確認下さい。

ROLEX【ロレックス】16520 デイトナ A番

ROLEX【ロレックス】16523 デイトナ W番 逆6

ROLEX【ロレックス】16610LV グリーンサブマリーナー ランダム品 最終品番

 

最後に

長い文章を最後までお読みいただきありがとうございます。

マイナーチェンジ自体は時計だけに限らず、バッグや財布などにも行われ、回数を重ねるごとに機能向上していきます。

形や仕様にこだわりを持って集めるのはとても楽しく、いいことだと思います。

逆にそういったこだわりがなく、どれを買うか迷われている方は最新のモデルを買うのが無難です。

欲しいものはあるけど何を買うか迷われている方、ぜひ商品知識豊富なかんてい局スタッフにご相談ください!

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商品紹介やお得な情報お送りしておりますので是非見てみて下さい(^O^)/

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