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ロレックスの116520、デイトナの本物・偽物の違いを解説!現役鑑定士が実機を使って徹底比較!【春日井】

皆さまこんにちは!!

かんてい局春日井店です(*’▽’)

 

今回の記事ではロレックスの王道スポーツモデル、「デイトナ(Ref:116520」の本物・偽物の違いについて徹底解説致します!!

興味のある方は是非、この記事を参考にしてみて下さい。

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ロレックスのデイトナとは?

ロレックスの中で一番有名なモデルと言えば、デイトナと言われるほど、「王道」に位置付けられているロレックス代表格に当たるモデルです。

特徴としては、ロレックスで唯一の「クロノグラフ(ストップウォッチ)」機能が採用されたモデルになります。

デイトナが誕生して50年以上が経ちますが、デイトナはその人気ぶりから、売られている価格帯も明らかに他のモデルより群を抜いています。

一番最新の現行モデルは「116500」というリファレンスナンバーですが、こちらは2016年頃登場しています。(上記画像のモデル)

通常、他のブランドに多く当てはまるのは「新しい型の方が高く、古い型の方が安い」という傾向ですが、デイトナの場合は「古いモデルの方が高い」という現象が起きています。

30年~40年以上前のアンティークな個体は、1000万円以上の価格で売られている物も存在しています。

昔からこんなに高かった訳ではなく、近年になって相場が右肩上がりで高騰しております。

今回紹介するのは2000年頃から登場した、116520の「本物」「偽物」の比較を実機を用いて徹底解説させて頂きます!

まずは、「116520」とはどのようなモデルなのか?スペックから紹介したいと思います!

 

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「116520」デイトナのスペック紹介

品番:116520

製造年数:2000年~2016年

ムーブメント:Cal:4130(72時間パワーリザーブ)

素材:SS(ステンレススチール)

ケースサイズ:40mm

夜光種類:ルミノバ(2000年~2012年)・クロマライト(2013年~)

こちらの「116520」というモデル、実は数あるデイトナのシリーズの中で、一番安価に購入する事ができるのです。

とは言え、どんなに安価な価格の個体でも200万円は超えてきます。

 

116520「デイトナ」の本物と偽物の違いについて

いよいよデイトナと本物と偽物の違いについて細かく見ていきたいと思います!

まず、下記に本物と偽物を同じ構図で並べてみました。

皆さんはどっちが本物で、どっちが偽物だと思いますか?

これだけで見抜く事ができたらあなたは既に鑑定士レベルと言っても良いでしょう。

ちなみにこれは左(←)が本物で、右(→)が偽物なんです。

フェイスだけでは分かりにくいと思いますので、細かな真贋ポイントについて解説していきます!

 

①インダイヤル

まずは、インダイヤルの違いになります。

※インダイヤルとは、文字盤の中に配置された小さなダイヤルの事です。

これは比較的分かりやすいんじゃないかと思います。

本物は、少し暗めのしっとりとしたようなシルバーですが、偽物は薄く、光沢が強いシルバーです。

角度によって見比べると、色合いが全く異なります。

 

②バックルの王冠マーク

続いてバックルの王冠マークです。

本物は王冠全体が「鏡面仕上げ」になっており、ブレスと一体感があり綺麗な仕上がりです。

対して、偽物は王冠マークの部分にザラつきがある、「梨地仕上げ」のように施されております。

また、立体感も本物の方があり、「王冠が浮き出たような作り」をしています。

 

ちなみに116520のバックルは2008年頃からマイナーチェンジされています。

どのように変わったのか?と言うと・・・

バックルの変更

<旧バックル>

<新バックル>

このような形に変更されています。

旧バックルはバックルの内側に穴が開いており、そこを被せる形で装着しますが新型は板の厚みが変わり装着感が向上しました。

バックル自体の長さも、少し新型になり長くなりましたね。

今回比較しているものは、新型の方になりますので【新バックル】タイプのよりしっかりとした仕様のものです。

 

③バックル内側の刻印

続いてバックルの内側の刻印です。

拡大してみないと分かりませんが、裏蓋の刻印に楕円で囲まれた【ROLEXSA】の刻印です。

本物は綺麗に、均等にバランスよく刻印されている事と【ROLEXSA】の「Oの下」「EとXの間」「Sの斜め下」「Aの斜め下」に「.(ドット)」が打たれています。

こんなに細かい所!?と思うかもしれませんが、偽物はこういった細かいポイントで手を抜くのです。

 

④裏蓋の刻印

続いて、これは裏蓋の刻印です。

正確には「裏蓋の裏の部分の刻印」ですので、裏蓋を開けない限りこの刻印は確認できません。

先程の「バックルの真贋ポイント」と同じように、裏蓋にも楕円で囲まれた「ROLEXSA」の刻印が打たれています。

こちらも同じように、本物には「ROLEXSA」の下側に「.(ドット)」が打たれています。

偽物は全くドットが打たれておらず、刻印も「本物より深すぎる」のが特徴的です。

 

⑤ムーブメントの違い

続いてムーブメントの違いです。

これも裏蓋も空けないと見えない部分ですが、真贋ポイントとして重要な部分です。

偽物のレベルによっては、この段階ですぐに分かるものもあります。

そもそも全く別物のムーブメントが使われていたり、作り自体が非常に雑な場合もあります。

こちらの偽物は、ムーブメントの作り自体もかなり出来が良いです。

しかし、細かく見ると刻印、仕上げ方が微妙に異なります。

本物はヘアラインが綺麗に入っており、刻印も綺麗ですが偽物はヘアラインの仕上げ方にバラつきがあり、また刻印も濃く、綺麗ではありません。

 

⑥ラグの違い

続いてラグの裏の部分です。

ここは非常に細かいポイントとなりますが、ケースとブレスを繋ぐ部分を「ラグ」と呼びますが、偽物は赤丸の先端部分が真っすぐになっています。

それに対し、本物は少し折れ曲がっており、段ができています。

これはブレスレットの着脱を少しでも容易にするために設計されたと言われています。

 

➆バックルの仕上げ方

バックルの仕上げ方です。

これも良く見ないと分からないのですが、Dバックルの穴の、赤丸部分に注目してください。

偽物は仕上げ方にムラがあり、ベタ塗りしたような跡がありますが、本物は綺麗でムラが見られません。

本物はこのような細かい部分まで完璧に綺麗に仕上げています。

 

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その他の違いについて

次に、画像比較では伝えきれないポイントを紹介していきましょう。

細かなポイントを見ていくと、意外な所から分かったりします。

 

①ブレスの違い

こうやってケースを持ち、ブレスレットがフリーな状態にすると、違和感に気付く事ができます。

偽物は仕上げ方が甘いので、ブレスレット同士がキシキシというような音が鳴ります。

あと、本物のブレスと比べて、少し「軽い感じがする」と思ったら怪しいです。

バックルも、閉める時に綺麗に締まらず、少し引っかかるような感じで締まる時は要注意。

 

②ローターが回る音

続いてローターが回る「音」です。

ケースを持って振ると、通常の自動巻きだと、シャカシャカとローターが鳴る音がしますが、ロレックスの自社ムーブは振ってもほとんど聞こえないような構造になっています。

ただし、こちらの1世代前のモデル「16520」は、ゼニス社の「エルプリメロ」を改良したムーブメントを乗せており、そのモデルは振ると音が鳴ります。

 

本物だと安心できるポイントとは?

さて、色々な細かな査定ポイントを挙げさせて頂きましたが、それ以外に分かるポイントはあるのか?という話ですが・・・

少しでも購入するものが偽物だという可能性を減らすために、下記のポイントを押えれば払拭できる可能性はグンと上がるでしょう。

 

①付属品が揃っている

箱や保証書が揃っている事は重要です。

査定額ももちろん高くなりますし、何より「本物である」という安心感が付きます。

※ただ、付属品が付いているからといって必ずしも本物とは限りません。安心感が付くというだけで、付属品も本物そっくりに作っている偽物も存在しています。

 

②価格が安すぎないか

相場に比べて、価格が安すぎないかしっかり見極めないといけません。

例えば、今回紹介したロレックスの116520「デイトナ」ですが、大体中古相場ですと状態・付属品の有無によって変わりますが200万~250万くらいです。

これが例えば20万円とかで売っている事など、まずあり得ません。

相場より少し安いものは付属品が揃ってなかったり、状態が悪かったりするなどの理由はありますが、大きくかけ離れて安い個体は要注意です。

 

③日本ロレックスの修理明細がある

日本ロレックスで修理されている明細が付いていれば、余程安心ですね。

偽造されている可能性が0な訳ではありませんが、何も付属品が無いものに比べると、かなり安心感は高くなります。

そのため、買取や販売においても修理明細があると通常より少し高く評価される場合があります。

 

最後に

今回はロレックスの116520「デイトナ」の本物・偽物比較について紹介させて頂きました!!

非常に高額品になりますので、ネットで中古品を買う場合は、警戒したい所ですよね。

もし、本物か偽物か分からないんだけど、とりあえず真贋が気になるものを持っている方は、是非かんてい局までお気軽にご相談ください!

スタッフ一同、お待ちしております。

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