質屋かんてい局は岐阜・愛知の質、ブランド品売買の専門店です

代表TEL:小牧店(営業時間10:00~19:00 )
(販売コーナー 10:30~18:30)

0568-68-8998 お問い合せ

大垣店のお知らせ

ロレックス16610LNサブマリーナーの真贋ポイント徹底解説!本物と偽物の違いを全て教えます!【大垣】

こんにちは!

かんてい局大垣店です。

本日はROLEX【ロレックス】の中でもダイバーズモデルの王道「サブマリーナー(116610LN)」の本物と偽物の違いについて解説します!

サブマリーナーの購入を検討されている方は是非参考にして下さい!

☟お電話でのお問い合わせはコチラ☟

☟メール査定はコチラ☟

ロレックス サブマリーナーとは

サブマリーナーとはロレックスの中でも特に人気の高い、ダイバーズウォッチの王道です。

防水性に優れ、潜水士なども使えるように高い水圧にも耐えられるよう設計されたハイスペックモデルです。

1番最初のサブマリーナーが生まれたのは1953年で、その12年後にカレンダー表示が追加されたサブマリーナーが生まれました。

現代に至るまで販売されており、サブマリーナーと言うモデルで見たら70年弱という長きにわたって販売されており、今では定価を超えるプレミア価格で取引されています。

今回紹介するのは2010年に登場し、2020年新型のサブマリーナー(Ref:126610)の登場を以て廃盤となった116610LNモデルの「本物」と「偽物」の違いです。

『116610LN サブマリーナー』の本物と偽物の違い

ではさっそく見ていきましょう。

まず、本物と偽物の写真を縦に並べてみました。

このブログを読んでいらっしゃる方はどちらが本物で、どちらが偽物か分かりますか?

もしこの写真だけで確信をもって判断出来たら鑑定士で食べていけますよ。

この写真は、上が本物で下が偽物です。

今回用意した偽物は外見だけではかなり分かりにくい物ですので、細かいポイントを説明していきます。

①ROLEXのロゴ

まずは文字盤のROLEXのロゴに注目します。

肉眼だけで見ると分かりにくいですが、赤丸で囲っているLやEの端部分は、本物はしっかりととがっているのに対し、偽物は先端部分が丸みを帯びて終わっています。

偽物は「普通に見たらわからんだろう」という所で手を抜いて作るので、逆に細かい処をチェックします。

②ルミナスポイントの高さ

本物と比べコピー品はルミナスポイントが分厚くなっています。

本物もルミナスポイントは真っ平という訳ではありませんが、著しく盛られているわけでもありません。

横から見れば分かりやすいですが、正面から見た最初の写真だと分かりにくいですね。

③裏蓋のネジ山の処理とケースの隙間

裏蓋のネジ山はこれまで見てきたコピー品の中では比較的キレイな作りだと感じました。

コピー品の多くはここで手を抜く事が多く、山は丸みを帯びていることが多いですが、今回のコピー品は本物とまではいきませんが、比較的尖らせた作りでした。

しかし山の側面の仕上げは雑になっています。

本物は側面までしっかりと仕上がっていますのでよく確認をしましょう。

この部分は手を抜いているコピー品がほとんどです。

また、どちらもしっかりとふたを閉めた状態で撮影をしていますが、本物はピッタリと閉まっているのに対し、偽物は少し隙間が出来ています。

隙間が出来てしまっては防水性が皆無になってしまいます。

本物であれば時計の心臓を守るケースにこんなことは起こりません。

④バックルの刻印

ここも肉眼では確認しにくいポイントですが、その分本物と偽物の差が最も顕著に表れていたポイントです。

バックルには「STEELINOX」という刻印と楕円形に囲われた「ROLEXS.A.」という刻印があり、そのROLEXの「Oの下」と「E、Xの間」には.(ドット)の刻印がされています。

偽物は書体、文字の太さ全てが違っていました。

特に「ROLEXS.A.」の刻印は太すぎるあまり文字が潰れてしまっています。

Lの下の点、EとXの間の点も再現されていますが、点が大きすぎます。本物はここまではっきり見えません。

⑤グライドロックの構造

グライドロック部分は、パッと見た感じはしっかりとした作りになっています。

操作をしてみても特に違和感はありませんでした。むしろ本物よりもスムーズです。

しかし作りが微妙に異なっており、正面から見てみると、本物のバックルは少し傾いた段になっており弁としての役割を兼ねていますが、コピー品はまっすぐ上を向いた段になっており弁の機能は働いていませんでした。

動かしやすかったのはこういう理由ですね。

⑥回転ベゼルの溝

ベゼル自体は綺麗な作りになっていますが、コピー品はわずかに溝が深いのか指をかけると痛みを感じます。

しかし仕上げをしていない本物も指をかけると軽く痛みを感じるくらいには角が立っているので本当に僅かな差だと思われます。

このポイントは写真だけでは分かりにくい箇所なので申し訳ないですが、雰囲気を覚えるしかありません。

そしてこれ以降のポイントは場合によっては、オークションやフリマアプリでは写真の確認が出来ない箇所ですが、説明していきます。

⑦裏蓋の違い

これは裏蓋の内側を光に反射させたときの写真です。

本物は均等に光を反射させるので変色なくシルバーのままですが、偽物は質の悪いステンレスを使用しているため均等に反射せず、中央辺りが虹色になってしまっているのが分かります。

続いて裏蓋の内側にある刻印です。

ここにもバックルと同じように刻印が刻まれています。

楕円形で囲われた「ROLEXS.A」の刻印も見られます。

ここの「ROLEXS.A」の刻印はバックルよりは綺麗でしたが、その上の「STAINLESS STEEL(ステンレススチール)」の刻印が粗く、NとLの縦線が重なりそうになっていました。

本物はしっかりと文字の間が確保され、丁寧な刻印がされています。

⑧ムーブメント(内部機械)

ムーブメントを確認してみましょう。

偽物の多くはこの部分に力を入れて作る事はまずありません。

一般的に開ける事がないからです。

その為多くは全く違う機械を使っていたり、かなり雑な仕上がりになっていることが多いです。

しかしこのコピー品はかなりよく作られていました。

ロレックスの刻印まで入っている物はほとんど見たことがありません。

しかし刻印の仕方はやはり雑で、本物ほどきれいではありません。

操作してみて分かる違い

では次に上記に加えて、手元に商品がある方に向けた確認箇所をお伝えします。

①ブレスの操作感

本物はスムーズに動くよう、あらかじめ調整された構造をしているのでブレスを折り曲げたりしても引っかかるという事はありません。

しかし偽物はそんな調整などされていませんので、折り曲げて手を放してみると写真のように折れたままになってしまったり、ブレス同士が擦れて異音がする時もあります。

バックルも偽物は硬い物が多く、開けにくかったり閉めにくかったりすることが多いので操作し辛いと感じたら要注意です。

②ローターの回転音

続いてはリューズを操作した時の「ローターの回転音」です。

この時代のロレックスになるとムーブメントはかなり改良が進んでおり、巻き上げの音がとても静かです。

しかしコピー品はそんな上質な機会は使いませんので、巻き上げると「ギュンギュン」や「シャーシャー」といったような音が聞こえる物がおおいです。

しかしこのポイントは全てのロレックスモデルに言える事ではなく、モデルの年式や、メンテナンス状況によっては同じ様に音がしてしまう物もあります。

余程古すぎないモデルでメンテナンスをしてある状態で音が鳴る様であれば注意した方がいいかもしれません。

最後に

近年コピー品の質がどんどん上がってきています。

今回この記事を書いている私自身が偽物と本物を見比べたとき、偽物とわかったうえで見ても、すぐにここが違うと言いきれないところもありました。

警察からも注意喚起が出るほどの事態になっているそうです。

鑑定士から購入時のアドバイスを簡単に2つさせて頂きます。

1.買いたい時計の価格は、あまりに他社の同じモデルとかけ離れていませんか?

2.そのお店は信頼できるお店ですか?

現在ロレックスのスポーツモデルはほぼすべてプレミア価格が付いています。

100万を超えているモデルは珍しくありません。

今回のサブマリーナーであれば約130万前後です。それが10万や20万なんていう金額で売られている事はまずありません。

一瞬でも引っかかった時は楽天等大手ネット市場の価格と比較してみてください。

2は主にネットで購入される方に対してです。

今はネット社会なので、オンラインでの買い物は珍しくなくなりました。

しかし中にはコピーサイトや詐欺サイトもまぎれています。

しっかりとした屋号を持つ店も悪用されている事もあるので、是非一度立ち止まって、WEBサイトを確認してみてください。

かんてい局であればホームページからオンラインストアへ移動できます。

バナーにオンラインストアのリンクを繋げておりますので、もしロレックスをお探しの方はコチラからお進みください。

また、かんてい局は「楽天」と「自社オンラインストア」以外には出品していませんので、それ以外での出品をもし見かけても絶対に購入しないでください。

かんてい局は公安に認められた質屋です。

相場に即した販売・買取・質預かりを行っていますので、安心してご利用頂ければと思います。

皆様のご利用お待ちしております。

ページトップへ戻る

MENU